最近考えている話。ある組織において価値を提供するってどういうことかと考えていたが、ようするにそこにまだない知識とかノウハウを持ってくることしかないのではないかと思う。タイムマシン経営はまさにそれだよなー。 野球だと野村克也が南海時代、ブレイザーの圧倒的なノウハウ、経験に感動してほぼ丸ごと導入したのが野村ID野球の基礎だし、V9の川上巨人もドジャースのキャンプからバントシフトなど戦術を輸入している。西武ライオンズの初期を作った広岡達郎はヤンキース監督のビリーマーチンとの会話で、監督の契約が5年はないと選手はいうことを聞かないという点で合致し我が意を得たりという思いだったと聞く。そういう先行事例に通じていて、ニーズがある場所にいるというのが価値があるということなんだろう。結果が出やすい。 Jリーグなんてジーコが自身の経験を注入して作ったようなものだ。ブラジルではこうやるんだ!というのを見せつけられるのがどれだけリーグにとって価値があることだったか。 頭のいい奴らがひしめき合ってる中での奮闘も必要だが、いつまで耐えられるか。。ただここの蓄積が薄いと価値のない人間になってしまうのが辛いところだな。 今は奮闘の時期ではあるが、答えのない領域とはいえ、アンチパターンはある。でもそういう議論がなされずお前はどうしたい、私はこれがやりたい、しかない毎日がなんか違和感。学習できてる気がしない。 カルチャーが独特というのもあるが、いる人が皆似ててちょっと気持ちが悪い。日本人しかいないし。海外の人がいると大変だけどそれが普通になっていくこれからを考えると、独自用語が飛び交うドメな環境はちょっと大変。