今日業務をしていて、ふと、自分が今まで感じていたもやもやの正体が分かった気がしたので、忘れないようにメモ。 会社ではPHPを主に使っているわけだが、当然研修でやっていた内容と違い、大量のファイルがかなり複雑に絡み合っている。なので、いわゆる入門書でPHPを勉強してみても、自分の知りたいことが全くのっていない、という状態。で、今までは自分が何を知りたいのか、ということが明確でなかった。 今日わかったのは、「なぜ、このようなつくりになっているのか?」ということ。それがわからないから、今までこんなに違和感があったのだ。ファイルが多くて複雑だ、ということが根本的な問題なのではない。なぜこういう複雑な形になっているのか?どういう意図でこのようなつながりになっているのか?それがわからないと、ただ変数を追いかけていったり、ファイルの配置場所を確認したりするだけで、結局この大きなかたまりが何を目的にしているのか、ということが理解できない。そう、大事なのは目的なのだ。目的がわからないで中身を見ても、本質的な理解はできないはずだ。どうも先輩方は自分が単に圧倒的なファイル量や複雑な仕組みで混乱していると思っているようだが、それは半分しかあたっていない。文法の知識をいくらつけても、その処理がなんのためにあるのかはわからない。 こういうことに気づくきっかけは、同じグループにいるPSさんの言葉がきっかけ。「おたくの会社は上が「こういう研修を受けさせました!」で満足して終わりってのが多いね。」まさにそうだと思う。入社して5月から9月まで研修したが、実際に業務で使っているのはそのうちの30%位だと思う。それまでプログラミングなんてしたことない人に対しては、いくつも言語を教えるより、配属先で使う言語一つにしぼって、グループのシステム/サービスの構成や目的も教えつつ、学んでいくのがいいのではないかと。他の言語は、必要な時か学びたいときに学べる環境にあるのが大事なのではないかと思う。入社したばかりの何もわからないときにやっても、何も覚えていないし活かす場所がそもそもない。それって人事部としても無駄なコストではないのか。 研修を通じてチームワークを身につけさせたいなら、純粋にチームワークだけやらせた方がいい。そういう研修ならいくらでも思いつく(オリエンテーリングとかぴったり)。人事もそういう方が、新人の適