5月もあと1日で終わる。社会人になって2ヶ月が経つ。大学1年の時とくらべ、辛いことがほとんどないことに驚いてる感じ。まだ業務がないからか、正直言って大学院生にでもなったような気分。そういう風に思っていてはいけないのは知っているけど、そう感じられるような生活なのは事実。もちろんこの先には業務がある。でも今やらなくてはいけないのは、研修で常に高い成績を残すことだ。高い成績は深い理解がなければできない。それは業務につながる。そういうことだろう。 同期のひとたちで自主的にいろいろやっているみたいで、そういうのにもいずれ参加していきたい。でも、一番大事なのはそういうことではなくて、この研修プログラムを自分のものにすることだと思う。自分のやりたいことばっかりやれて、嫌いなことはやらなくてもよくて、上司にも認められて、成果も出て、なんてことはほぼなくて、やりたいことはあっても全然関係ないことをやらなくてはならなかったり、そもそもやりたいことをやれる力がなかったり、状況がそれを許さなかったりということばかりだろう。だから今一番すべきなのは、絶対にやらなければならないことを真正面からやるってことだと思う。 自分には知識がないから、勝つため・目立つために誰もやらないことをやりがちだ。でも誰もやらないってことは、やる必要がないことかもしれない。だったら絶対にやらなければならないことを、しんがりだったとしてもやるしかない。で、今はその時だと思う。だから8月が終わるまでは、つきあいが死ぬほど悪くなっても一人でしっかりやることやらないと使い物にならなくなる。貴重な社会人1年目の4ヶ月間を研修に費やすのだから、そこをムダにするわけにはいかない。 コラボレーションって、強力な個同士じゃないと結局意味ないと思う。個が強くなるかどうかは、結局その人自身がどれだけ孤独に耐えてやるかにかかってる。そういうのから逃げて誰かと一緒にやってると、その人たちとの差は埋まらないし、危機感も消える。 制作は密室の祈りだと村上華岳は言ったそうだけど、この1年のテーマにして自分も頑張りたい。成長も進歩も上達も、誰かにさせてもらうものじゃないからな。