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8月, 2018の投稿を表示しています

エンジニアが受講してよかったと思うグロービスの科目(GMS)

まとめサイトみたいな投稿をした方がページビューが伸びるらしいので、自身の体験を振り返ってみよう。たぶんそういう検索ワードでたどり着く人が多いのだろうな。というわけで新卒入社2年目25歳から足がけ6年ほどGMSを受けてきたエンジニア社員が、これは受けた方がいいというGMS科目を5つくらい挙げてみよう。 ◼️選定の観点 ①自身の仕事観にインパクトがある。 ②業務への即効性がある。 ◼️受講者の想定 自社サービスを扱う会社のエンジニア・プロデューサ。(データサイエンティストとかそういう特殊技能ではない) 年齢層は25~35歳くらい。 これらで判定してみよう。 第1位:クリティカルシンキング これみたいな研修はたぶん誰もが受けているとは思うものの、ちゃんと6回の授業で考え切るという経験はないのではと思う。GMSやるならまずこれから、という導入科目なので最初に受けるとは思うが、私も25歳で初めて受けた時に結構衝撃を受けた。ちゃんと考えていると思っていたが、考えるってこういうことなのか!という感じ。でも25歳でまだ社会人2年目とかだと、ここでやったことがすぐに現場で使えるかというとそうでもないことが多く、そこらへんはギャップだった。(当時はマクドナルドのケースとかやったものの、ケースの上ではある程度考えられても、実際の現場だと自分がそこまでの立場でなかったりもして、クリティカルシンキングで必要とされるレベル感の思考が不要だったりする) とはいえ、ここでのやり方がそれ以降の科目にも通じるし、MBAってこういう風にものを考えるんだなーというのは早めに体験した方が良いのかなと思った。 あとは、私自身はこれ以前に経営系の科目をとっていなかったのでフレームワークとかほぼ知らなかったが、他の年長受講者は普通にマーケティングのフレームワークとか使って分析していて、やっぱそうしないと分析できないよねーと思ったのが懐かしい。今考えれば、ビジネスは異種格闘技戦でありルールなどあってないようなもの(倫理は大事だが)なので、結果を出せれば授業で扱ってないものを使おうがOK!ということなんだとなということ。 第2位:マーケティング これは先生にもよると思うが、エンジニアでもマーケティングの知識は今後絶対必要だな!と痛感した科目。私は振替で佐藤義典先生の授業を取り、こっ

大学生の頃から年1回ぎっくり腰になっていた男が採用した予防策

何を隠そう、私は腰痛持ちである。大学4年生のときに最初のギックリ腰を発症して以来、ほぼ年に1回ペースで繰り返してきた。整骨院かなんかで、「背骨がストレートで本来あるべきくびれがないため、腰の筋肉に過度な負担がかかっている」と言われたのだが、じゃあどうするねんという対策が意外とないようで(そこではカイロプラクティックをやっていたので勧められたが、このカイロというのにあまり信頼を置けなかったためやめた)。じゃあどうしよう、このまま付き合い続けるしかないのかしらと思っていて、「ギックリ腰 自宅 予防」みたいなワードでぐぐっていたところ、かかとをくっつけて30秒正座するとよい、というのを発見した。 記事はこれ 。 金聖一という整体師の方が推奨している手法らしい。 彼によれば、腰痛の原因は背骨のゆがみ、脚の使い方(どっちかに偏るとか脚組んで骨盤がゆがむとか)、血流の悪さの3点に集約されるらしい。私の場合、背骨の歪みがまさに当てはまるなと感じたので、さっそくやってみた。寝起きに30秒やればいいだけということだったので簡単。意外と中年以降になると痛くて最初はできないらしいのだが、私の場合まだ30歳ということもあり、痛くてできないというほどではなかった。でも足首周りが硬いため、30秒後にはかなりジーンという感じになった。 で背中や腰はどうかというと、なんとなく力が抜けるというか、コリが取れるというか、スーッと楽になる感覚があった。最近は朝だけでなく会社の椅子でもたまにやってるので慣れてしまったが、本当に1回目のときは背中・腰がスーッと力がぬけて楽になった感覚があった。ああ、本当に負担がかかっていたんだなというのが実感できた。これは毎日続けた方がいいな!と思い続けて約1年半、ここまでギックリ腰にならず、ひやっとすることもなく、あー腰が痛いと思うことも減りここまできている。 私の場合仕事がデスクワークで私服通勤ということもあるので、仕事中も午前中1回、午後1回くらいのペースでやってるのがいいのかもしれない。とはいえ普通はそこまでできないと思うので、朝寝起きに30秒だけしっかり続けるだけでもだいぶ違うのではないかと思う。本当は床の上がいいらしいが、寝起きでまだ動けないので私は布団の上でやっている。それでも効果はあると思う。後は家にいるときに気づいたときにやればいい感じかな

朝令暮改が嫌なのではない。後ろから撃たれるから嫌なのだ。

昨日、パワポ芸人としてなにが嫌なのかということで「言ってることがころころ変わる」と書いた。しかし、よく考えてみたら上司の言ってることが変わるなんて前職だと日常茶飯事だったわ。社長は天皇だったので天の声で方針激変、納期1週間後とかザラだったし、朝令暮改自体は別に嫌だったわけではない。ではなにが嫌なのか。 後ろから撃たれること、登らせておいてはしごを外すような真似を頻繁にやられるから嫌なんだな。「○○だ」と言っておいて、翌日には「なんで○○なの?」と詰めるような真似。ぶっちゃけこういうケースは前職で遭遇したことがなかった。いやあんたが言ってましたやん…というと、伝家の宝刀「お前はどうしたいの?」「お前はどう考えるの?」で切りつけられるというパターンw 2017年はこれでさんざんな目にあった。今はもう筋の悪そうな仕事をしない、猛者(悪い意味で)の側には近づかないという予防策を取りつつ、前提条件の猛烈な確認と、週に1回の1on1(本来はここ、ざっくばらんな雑談を目的とした場らしいのだが)において、上長と「こうしようと思ってますけど、問題ありますか?」みたいなすり合わせをやっている。根回しコストが去年より激増している気がするが、こうしないとまともに仕事ができないんだから… みんな記憶力がシンナーレベル(揮発性が高いという意味で)なのかな?と思ったりもするが、自分の引き出しを増やすという意味ではこういう職場もまあたまにはいいのかなーと思ったりもする。たまにはっていうか、正社員でその考えはいかんだろと思うが。 コンサルタントってこういう現場でも結果を出せるんだろうかね。でも前にいたPSさんでコンサルの方がいうに、ここはかなり上司の言ってることが変わる、指示があいまい、後出しじゃんけん多いということなので(しかも半年で辞めた)、こういうところで生き残るのはコンサルでも難しいということなのかもしれない。 生き残っている人たちは本当にすごいよ。

パワポ芸人として日々苦しんでいる理由を考えてみた

あいも変わらずパワポ芸人の道を邁進している。確かに自分はこれまで「資料を作る」「説明する」「説得する」というスキルは極端に低かったと思う。前職はわりと口頭ベースのホウレンソウ(笑)だったし、そもそも天皇からのオーダーで仕事がうごくので、中間管理職であるGMやチームリーダーに何か説明・説得する必要はほぼなかった。コミュニケーションの70%は報告と相談で、30%が説明・説得という感じかな。それすらも「こういう案件をやります。目的はこれ、予想効果はこう、コストはこのくらい。」みたいに、定型フォーマットがあってその通りに基本やるだけなので(フォーマット通りに整える労力は必要だが)簡単だった。でも今は違うんだよなー。 何が大変なのか?なんとなく見えてきたが…一番大変なのは 「結局、上司の言っていることがころころ変わる」てことなんだよな。 ◼️プロジェクトの目的 あるプロジェクトの目的といって聞かされていたことが、数週間たってみたら全然違ったものだったり、上司に聞いてみたらもともと聞いてたことと全然違ってたりする。そもそも、仕事をアサインされたときに目的を伝えられないことが多く(入社直後それで炎上した)、最近は目的を聞くようになったものの、なんか決まってないことも多く… 一時期、別のリーダーに「上司が目的を考えているといったので待ち状態です」と言ったら、「それを待ってないでとりにいくのが筋だ。そもそもお前が目的はこうですと持っていけ」みたいにマジギレされ、唖然としたこともあったな。いやいや、それって上司を無視してますやん、しかもそんなことしてたら組織は回りませんぜ、とひどく驚いた。そのリーダーは今は別組織にいったので関わらなくなり、平和になったが。(別の猛者がいっぱいいて結局平和にはなってない) ◼️偉い人のお気持ち このプロジェクトは偉い人の肝いりということで始まったのに、いろいろ調べて報告した際、妙に温度感が低くつっこまれまくりという状態に。何かおかしいぞと思っていたら案件はペンディングに。その後、そもそも偉い人がこの案件について特に問題意識を持っていないということが漏れ聞こえてくる。まあ、あるあるなのかもしれないが、見事にはしごはずされたなーという感じでなんか逆に晴れ晴れした気持ちになった。しかもそれを伝え聞いただけというね。お前で言わんのかい。

ソリューションエンジニア(セールスエンジニア)のカルチャーフィット面談を受けた

先日は某外資系企業のSE(ソリューションエンジニア・セールスエンジニア)の2次面接?であるカルチャーフィット面談を受けた。オンラインで20分×3人の60分。あくまでカルチャーフィットをいろいろな観点からみるものなので、スキルチェックみたいな質問はなかった。外資系にはこういうカルチャーフィット面接が多いのだなー。 どういう質問を受けたかというと、過去のアクションや今回の転職にいたった経緯について、なぜそういう考えをしたのか?これについてどう思うか?というような、思考をもとに人となりをみるようなものが多かった。質問自体はすごくフランクだけど、なぜそう思うのかを問うという感じ。なぜ前職に入社しようとしたのか?なぜそこから出ようと思ったのか?今回の転職に至った経緯は?など。質問時代はベーシックだが人の本質が出るような内容。こっちとしても3人に話すので、それぞれで答えがバラバラにならないように気をつけた。別に話は盛ってないのでそこまで苦労したわけではないが。カルチャーフィットなので、転職理由を壮大なものにはせずありのままを話した。それで落ちたらしゃーなしだし。 これまでの経歴でいうと、システム企画っていうのはプロダクトマネジメントっぽさがあるが、今度のソリューションエンジニアとなると営業チックになる。なぜそれでも受けようとした?みたいなことは皆に聞かれたが、正直なところ、幅を広げた方が今後のために良いと思ったのでそのように答えた。ら、2人目の方にはえらく響いたらしい。(フリかもしれないが)ぶっちゃけ、IT業界で職種にこだわるのって命取りになる気がしている。プロダクトマネジメントというのだって、ちょっと前は経験に裏打ちされた洞察力みたいなのでブイブイ言わせてたが、今ではAdobe AnalyticsやBig queryなどデータを扱えなきゃどうしようもない。でもあともう少ししたら、その辺の改善業務ですら自動化されてしまうのでは?とも思う。随時導線ごとのCVRを監視して、下位20%には自動的に改善案をリリースしていくとか普通にしそう。そうなってくると、プロダクトマネジメントを現場でやる人は必要なくなって、事業責任者が一人いればいいだけ、になるのかもしれない。中間管理職はいらなくなるだろうが、データサイエンティストみたいな高等現場人もすぐいらなくなりそう。そうなると、仕事の

30代の社会人が未経験からキックボクシング(ムエタイ)を始めた結果

まるでなんでも実況板Jみたいなタイトルになってしまったが、今日はタイトルの通り、今年から始めたキックボクシング(≒以下長いのでムエタイ)について書いてみようと思う。※厳密にいえばキックボクシングとムエタイは違うのだが(キックボクシングはムエタイや空手を参考にできあがった日本発祥の格闘技)、まあ使う技などはほぼ一緒なのと、格闘技を知らない人にとってはムエタイと説明したほうがなんとなくイメージがつくようなので、ここではムエタイと統一する。 □そもそものきっかけ 去年で30歳になったのだが、体力が落ちたな.と感じる機会が増え、体力をつけないとまずいと思ったのが理由。学生時代にずっと野球をやっていて、大学でも体育会であったため体力は普通の人よりはあったものの、社会人になってからは特にジムなど運動の習慣があったわけではなかった。でも草野球はやっていて、どうなるかというと2脚や腰をいためたり、疲れやすくなったりということが増えた。このままいくと満足に草野球もできなくなるな.と思い、なんとかしなくてはと思ったのがきっかけ。 でジムに行こうかと思ったのだが、いわゆる筋トレをやるジム(セントラルとか)は全然興味が出ず。ああいうのって人の目があるからやるというものだが、筋トレのためだけにジムにいくというのがどうにもつまらないと感じた。ジム自体は学生時代にもたまにいっていたのだが、筋トレマニアみたいなおっさんも多いし、見栄の張り合いみたいになって気疲れするのでいやだなあと。この辺、行ったことある人ならわかると思う。 □なぜムエタイにしたのか じゃあどうしようと思って、「もっと運動そのものを楽しめるのがいい」「運動を通じて何かが上達するものがいい」という観点で何かないかと思って探したところ、 ・当時流行り始めてきた、音楽+運動のジム(フィールサイクルやビーモンスター) ・格闘技 この2つがいいのではと思い、フィールサイクル、ビーモンスターへまず体験にいった。結果、楽しいは楽しいのだが、どっちも何かがうまくなるわけではないこと、異様に予約が取りにくく計画が立てづらいこと(会費負けしそう)、周りの客が厳つめで心が休まらないことから候補から外すことに。(ビーモンスターはインストラクターとそのファン、という構図があってその辺の内輪感もあまり好きになれなかった)格闘技は、近

PLAIDのオフィス移転パーティーに参加して。

PLAIDのオフィス移転パーティーに行ってきた。 社員に友人がいたため直前に参加することをしって申し込んだのだが、やはりというか盛況だった。盛り上がっている業界(ビッグデータ、機械学習を用いたクライアントサイドの業務改善というか)は違うなー。社員の方も若く前向きで勢いがある。楽しそう。自分が何ができそうか?となるとディレクションということになるのだが、こういう雰囲気で働くのは、創業期の楽天やサイバーエージェントで働くようなものなのかな、と感じた。伸びている会社・業界で働くのはやはり得難い経験。楽天 やサイバーでは、会社の急成長に追いつき、追い抜かされてしまった人もいるだろうけど、そういう人は何度でもチャレンジできるんだなというのも最近わかったことだ。叩かれても負けない。 PLAIDは金曜日だったが、その前日、木曜日はまた別のフィンテック企業(仮想通貨ではない)を訪問した。前職時代から競合だったため知ってはいたが訪問は当然初めて。中の人に会うのも初めてだが、思い込みと違ってみなさん真面目でとても印象がよかった…。なんだろう、ビットコイン・仮想通貨系の印象なのか、勢いがすごくて人を上から下までジロジロみて値踏みするような印象を勝手にもっていたけど、そういう感じではない。大事にしているカルチャーやビジョンに対して真摯だという感じ。その波長が自分も共感できるといったところか。行ってよかった。こういう企業もあるのだなと思わされた。 今じてんでは例の外資系企業だけしか受けていないが、こういう魅力的な企業から声もかけてもらえる状況というのはラッキーなのかしら。それだけのキャリアを一応つけてきたという自信にもなるか。

ソリューションエンジニア(セールスエンジニア)という職種について

ビズリーチ経由で話聞きにきませんか、といわれた某外資系ソリューション企業(IBMとかではない、もっと西海岸的カルチャーの強い若い企業)に行ってみて、流れでレジュメ出して1週間ほど前に面接を受けたら、なんと通過していた。技術力チェック(いろいろ口頭で「こういうシチュエーションのときどうしますか?」という技術力を問われる問題を出されて、図を書いたりして回答するというもの)と英語面接(テレビ会議)だったので、完全に落ちただろ…と思ったのに。以前受けた某世界的テクノロジー企業に面接の印象は近かった。英語面接は…なんか通過すると思ってなかったので全然準備していなかったんだけど、質問内容としてはかなり簡単(どう思う?みたいな思考系ではなく、なぜ?というものが多い)だったので、正直ベースで答えた。のがよかったかどうかはわからん。たぶん、技術・英語的には今一歩だったので、次の面接(カルチャーフィット)で同時期に受けているライバルより抜けているかどうか見ようということなんだろう。そうじゃなければ落ちていると思うので。 しかしこの企業で応募しているポジションは「ソリューションエンジニア」という。セールスエンジニアといわれたりもするらしいが、外資のコンピューターメーカーにはある印象。OracleとかMicrosoftとか。営業にくっついていって、顧客の技術的な質問に答えるというもの。俺のキャリアで大丈夫か?という感じではあるのだが、システム企画という、事業開発やプロダクトマネージャーでもなければ現場のプロマネやいわゆるSEでもないという微妙な立ち位置からすると、これを足がかりにコンサルっぽいことやってましたみたいな、立ち位置をはっきりさせられそうかなと思っている。この次のポジションで事業開発とかにはいけなさそうだが。 ただまあ、ここに惹かれているのはポジション以上に外資の若い企業というところ。日本オフィスには社長以外日本人しかいないが、海外拠点とはライトにコミュニケーションとれるということだし、ソリューションエンジニアどうしでナレッジ共有するとなれば完全に外国人とのコミュニケーションになるので、そこらへんで日本じゃないカルチャーを体験し、そこでコラボレーションするという経験を積みたい。海外オフィスでも働いてみたいし。ミーハーっぽい理由だが、まあそうあるチャンスじゃないと思う