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3月, 2016の投稿を表示しています

教えてもらえることを期待しない人たち

さいきんいわゆるべんチャー企業に務める人と話す機会があり、そこの新卒入社社員は非常に優秀ということだったので、「具体的に何がすごいのですか?」と聞いたら「吸収が早くて、自分で改善していくこと。」というような回答をもらった。自分が新入社員だった頃は全然そんなことなかったなと思い出して、何が違うのだろうと思って考えたのがタイトルのこと。そういう人たちってもとの頭がいいというのもあるのだろうが、会社に教えてもらえることを全然あてにしていないことが一番の強み何だろうなと思う。自分でやっていくんだという意識がすでにある。そして、自分はここでこういうことがしたいという思いもあって、それを実現していくスキルもけっこうあるという。特にエンジニアは。 自分の場合、未経験でエンジニアになったので、こうしたいという思いも持ちようがなく、とにかくついていくのに精一杯だった。どうしたいの?と聞かれることはあったものの、いやそんなことはもう優秀なあなた方で決めてくださいよという気持ちだった。中学で野球を始めたばっかりの頃に近い。どういうプレーをしたいとかまったくなくて、とにかくエラーしたくない、三振したくない、人並みにできるようになりたいという一心だった。ベンチャーでキレている新人ってのは、少年野球を経験していた奴みたいなものか。そういう意味だと、自分はようやく中学を卒業して野球が少しできるようになったレベルか。年月で言えばもう高校野球も終わるのだが。 なんでそういう風になるのだろう。どうやったら始めからそんな風になるのか。そういう奴は自分の会社にもいたが、でも不思議なのは大したスキルもないのにメンタリティだけは一丁前ってのが結構いること。お前どの口がそれを言うのかってのが意外といた。まあそういうのは最初はオッと思われるがだんだん相手にされなくなっていったが。それより自分は時間はかかるものの真摯にやろうと思って、なんだかんだ結果に結びついたのかもしれない。引きはいっぱいあるし。 そういう人ってすごいわ。他人がどうとか本当に関係ないのだからね。でも、他の人二代わってもらいたいと思ったらどうするのだろう。プレイヤーとしてならいい。リーダーとかになったときどうする?周りは自分勝手な目標を持った奴ばっかりで、忠誠心の欠片もない。そういう時、カーネギーの人を動かすみたい

どう着地させるか。

1月からコンサルティングをやってきたが、結論が身もふたもないものになりそう。結局それかい!みたいな。でもグループの人もいっぱいいっぱいだし、筋じたいは悪くないし、あとは上司を説得できるかかな。上司を説得できればその上は上司の責任になる。 もし説得できなかったら…その時はその時で、もうあきらめるかな。説明の仕方の問題かもしれないけど、これ以上はできないというところまでやったはず。そのくらいやったと信じたい。ポイントごとにチェックは(非公式に)受けていたし、的外れではないはずだ。 業務改善を中でやるって、ようするに「俺たちは間違っていた。特にお前らが間違えたのだ。」ということになりがち。こんな風にしたのはあんたたちなんだから! と遠回しに言っているのと同じだからな。でも実際のところ、現状の原因は過去にあるわけで、その過去に意思決定した人に責任があるのは間違いない。そこに無言でついてきた人にもあるにはあるが、一番じゃない。その人にどうやって切り込むか。正論だと逃げられる。一緒に幸せになりましょうよという風にもっていくしかないだろう。 上司も現状に不満はあるみたいなんだけどなあ。ある程度出世してしまうと、噛みつくこともできなくなるのかな。現状維持、保身、等々。。。そこまでいかんでも、もっと難しい状況に置かれているのかもしれない。どういう難しさがあるのだろう。動けない理由。単純に長くいすぎて、いい思いもさせてもらっているからってことなのか。 こういうことがあるから、やっぱりある程度部外者であることは大事なのかもな。 「そんなこと知らねえ!」と言えない立場は辛いわ。

予想もせぬ

全然予想もしていなかった部署から「来ない?」と誘われた。領域はかなり近いが職種がちょっと変わる。予想していなかったので当然即答はできないが、そういう道もありかなと思ってしまった。行った場合、また開発っぽい仕事に寄ることになる。 自分は開発の現場で先導できるような人間になりたい。ピンチを切り抜けられる男になりたい。サービスを成長させたいというのももちろんなのだが、苦しい時に頼りになる奴になりたい。自分のイメージだと、そういう奴は単領域にだけ秀でているのではなく、なんとなくでもいろいろな領域に通じているという感じ。T字型人間というほど都合よくはならないが、いろいろかじってますのでいろいろ話ができますという感じ。2番目の上司がまさにそういう感じだったので、そのイメージに引っ張られているのかな。 まだギリギリ20代だし、外に出ようかと思っていたくらいだから、博打を打つなら社内の方がリスクは抑えられるよな。ダメなら戻れるし。もう少し気楽に考えよう。いろいろできるようになった方が絶対にいい。給料はあげたいが長期的に考えよう。現場で頼りになる、ピンチで任せられる人間になりたいのだろう。 3月末までに新サービスの企画まとめと、役員の説得をしないとなー。コンサルティングが滞りがち。直属の上司を言いくるめても仕方ないんだな。

無題

最近自分がブラック社員のような気がしている。自分のことしか考えていない。自分がどう生き残るか、うまく生き残るか、逃げ果せるかばっかり考えている。自分の人生だからそれでいいとは思うのだが、そんなことを考えている自分は荒んでいる気がする。ビジネスライクといえば聞こえはいいが、自分はそういう冷めた奴になりたかったわけではない。 現場で奮闘できる人間になりたいと思っていたはずだ。奮闘するだけでなく、真摯に貢献して、結果を出せる仕事人になりたいと思っていた。今、奮闘はしている。押し切れてはいないものの。真摯さもあるとは思う。では何が足りないのか。 今、自分がちょっとでも仕事が辛いとか、うまくいってないとか、そんな風に思ってしまうのがダサくてしょうがない。現場で奮闘するのは仕事なのだ。結果を出すまでが仕事なのだ。そのために奮闘している。奮闘するのは努力ではなくて単なる習慣だ。それをあれやこれやと考えてしまうのは修行が足りない。ダサい。ダサいと思え。ダサいと思えるようになってきたぶん進歩と思いたい。 アンドリュージョーンズになりたいのではなかったか。今のままではなれないぞ。