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12月, 2016の投稿を表示しています

マネジメントを極めたい

マネジメントというものの理論体系のなさ、再現性のなさはどういうことなんだろう。MBAはビジネス管理の学位だと思うが、人を使って仕事をする、組織を動かすというものに対しての理論は、財務会計とかと比べてだいぶ弱い気がしている。MBAにいった上司でもたんなる口のうまいパワハラになってる場合もあるし。マネジメントだけは他の領域と違い、知識というよりスキル、という意味合いが強い印象。 しかも難しいなと思うのが、マネジメントだけのプロにはなれないってことだろう。人のマネジメント、部下のマネジメント、組織のマネジメントをするには、それ以外の領域で何かひとつできていないと下がついてこない、みたいな。異様に心理学に通じていて、部下に人気がある、だけでは上司はできないということで。上司ならちゃんと仕事を取ってくる、仕事で結果を出す、ミスの落とし前をつける、部下の評価を勝ち取ってくる、みたいな仕事もできないといけない。それ含めて本当のマネジメントなんだろうが、なんか日本におけるマネジメントって、人身掌握だけにフォーカスされているんじゃないか。まあ電通とか見てると、それすらぜんぜんできてないとしか思えないが。 でも普通の会社では、マネジメント層の適正があるかどうかなんて見ないでプレイヤーとして優秀なやつを上に上げるだけ。なのでえてしてできない人の気持ちがわからない、というケースが量産されることになる。 そういう人しかマネジメント層にいないと、できないやつが悪い、マインドが終わってるとかいうことになり、下が定着しない…という悪循環。うちはそういうのが上の指標になっているのだろうか? すばらしいマネジメント層になるための指針、というのがあるようでない。学校で学ぶものでもなさそうだ。もし学ぶとしたら、過去の人の伝記とかを読んで、どう動いたか、というのを学ぶくらいだろうか。人間が何をされたら喜び、何をされると怒るのか、何が組織を動かす要諦なのか、みたいなのは大昔から変わらないだろうし。 で、自分はそういうところをマスターしていきたいと思っている。このインターネット業界において、ある技術に特化することにあまり意味がなくなると思っているので。賭けたいものがあればいいけど、自分は長期にわたって仕事をし続けることを目標にしているので、そうすると長期にわたって必要とされ続ける必要がある。一番必

また別のベンチャーに行ってきた

こないだ訪問したのとは別のベンチャーに先日行ったのだが、出てきた人が非常に若くて優秀だった。くぐってきた修羅場の数が違うのかなー。率直にすごいなと思ったし、そうなってるのがうらやましいと思った。経験=修羅場の数というが、そういう経験ができる場所って辛そうだけど大事だな。イチローがMLBで一気に白髪が増えているが、あんな感じでやるのはきついだろうけどふつーの会社員じゃ見えない景色が見えそう。しかし人工知能とか機械学習ってぜんぜんわからないから勉強しないと。ああいう小さい会社では開発現場の話が理解できないと仕事ないしな。 でも面接やってて、自分はある技術分野の専門家でもなければプログラミングの専門家でもないけど、何の専門家になりたいんだろう?と思って、やはりマネジメントの専門家になりたいなと思った。マネジメントという再現性のないもの、ああすればこうなるといいにくいものを追い求めたいと思っている。人を理解し、人を動かして結果を出す仕組みを深く理解し、使いこなしたい。 こういうのって、経営者レベルだと日本電産の社長とかいるけどミドルマネジメントレベルであんまり参考になる人が居ない。そもそもミドルにとどまっているひとってピーターの法則で能力の限界にぶち当たってる人が多いからかも。しかし自分はそこを突破したい。でもマネジメントそのもの、のプロってのは難しくて、人を引っ張るためにはプロジェクトマネジメントとか、マーケティングとか、そういうののプロにまずなることが大事なんだろうな。両足で立てないといけない。 話は変わるが、自分の席の前に外部委託の経営コンサルがいるんだけど、同じフロアにいる営業部の人たちを見て笑ってるのが許せん。月末で目標達成したら垂れ幕つくって拍手する文化(特に金融ならどこでもあるよね?)に対して、嘲笑するというか。お前らみたいなパワポ芸人には笑われたくねえよ!と思ってしまう俺はまだまだだなあ。

あるベンチャー企業を訪問して

最近某クラウドソフトを提供する会社にカジュアル面談にいった。なぜか間違えてセールス職でどうですかというオファーがきたのだが、自分の話をしている中で先方が、「やられてきたことはまさにシステム企画ですね。弊社でいうと、プロダクトマネジメントやグロースハックです。」と言われた。今やってることはコンサルやグロースハックですねというのは後輩にも言われたことがあったので、やっぱりそうなのかーと思った。 自社内ではグロースハックという言葉を聞いたことないけど。知らない可能性すらある。そもそも求められていないしな。勝手にくびつっこんでるだけだし。自部署の本来の目的は、ビジネス相談をすばやくシステムの形に落とす、開発プロジェクト化する、そして早期リリースし利益創出につなげるということだし。 残念ながら某社では直近でプロダクトマネジメントとかグロースハックの求人はないようだが、 今後もこのような新しい会社はチェックしておきたい。テック系だと企画=プロダクトマネジメントにもなるのね。 同僚の経験ある外国人社員も今の境遇に悩んでいて異動するらしい。自分はカード業界の経験もあるのにぜんぜん活かされない。活かされるようなアサインもされず、それでいて能力が…と言われるのはそりゃいやだろう。 なんでこういうミスマッチが起こるのか。英語ができないからちゃんとコミュニケーション取れていないってこともあるんだろうが、そもそも話を聞いているように見えない。個人がどうしたいという希望を聞くことなく、組織の空いた穴を埋めるように配置しているというか。すべてが個人の思い通りにいくわけはないが、聞きもしないというのはなあ。よくそれで人が留まると思うよな、と感心する。逆に。 辞めてしまったベテランPSさんの言葉を思い出す。「マネージャー、リーダーが何をマネジメントしているのかわからない」 大企業のように将来的なリターンがあるから、上司が楽をできる環境ではないんだから。1年1年人をひきつけて、目標にむけて一致団結できるような組織作りをしないと回らない。それこそプロスポーツチームみたいなやり方だ。命令も強制もしないが思い通りに動かすやり方だ。メーカーとかなら、その商品が好きだからってことで辞めない抑止力になるだろうが(じゃかりこがつくりたい人はロッテに転職しないし)。外資系とかなら、まあそこらへんドライなんだろうが。全