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3月, 2013の投稿を表示しています

グローバル

自分の部署に中国人の人がいるんですが、その人と仕事するのが非常になんというか、毎日アレで非常に勉強になっています。日々はらわたがアレで、血管がアレになりそうなんですけど、これがようするにグローバル化で異文化交流なんだなーと実感してます。自分はここで使い物にならないといけないわけで、ここで充分戦えるようになると、メジャーリーグで戦う下地ができたってことになるんだろうなと思っています。 まあ正直いって、芝草宇宙の気持ちがよくわかりました。日ハムをクビになって台湾にわたってすぐ辞めて、オランダからのさそいを断って結局解説者になって、なんだよ現役やりたいならオランダでもいけやとのんきに思っていたのですが、(台湾人じゃないけど)チャイニーズと一緒に仕事してこの恐ろしさを感じたのなら、外人なんて二度とごめんだと思ってしまうんだろうなと。オランダ人と台湾人は違うけど、そもそも台湾という異国に乗り込んでこれの数倍のアレの洗礼を受ければ、ノイローゼになってもおかしくないなと思いました。  それでも自分はここで踏ん張って力をつけたい。といっても正直言ってそんな大それたことをする必要はないです。自分のエリアを広げていって、すこしずつ仕事をとって(奪って)いって、プロデューサーの方から信頼を勝ち得、自分の思想を楽に通せるようにする。その結果ポジションが上がり、給料が増えるのがゴール。この会社ではますます外国人が増え、現場でやるべきことが増えていくはず。そしてプロデューサーやマネージャーは個別の事例にいちいち関わっていられない。でもプロジェクトは完遂しなければいけない。でも個別のマネジメントは誰もやりたがらない。だったら自分がそのピースを埋めようと。 エンジニアはどこまでいってもエンジニアで、コーディングがやりたい人たち。極論を言えば、コーディングのためにプロジェクトを犠牲にできる人たち。自分はコーディングではなくプロジェクトを最優先に考えられる人になろうと思います。それがチームにとっても書かせない役割だし、今後世の中的にも必要になる能力ではないかと思うからです。もちろんコーディング力がいらないというわけではない。要約すれば、グローバル環境でのリーダーシップを高めていこうということです。自分たちはきれいなコードをお客さんに見せてお金をもらうわけではない。サービスの利用料をもらって

組織人として

ずーっと前からもやもやしていたことを今日は書き残しておこうと思います。結論から言うと、「自分の役割は全部果たしていても、組織として結果が出ていなければ自分の責任を果たしたことにはならない(もし自分が組織人として結果を出し、上に行こうとするならば)」ということです。会社の中の1部署の1チーム、1プロジェクトという極小単位であっても、自分がプロ野球選手とかプロサッカー選手みたいな1プレイヤーであることは不可能だということがはっきりわかりました。 会社組織においては、最初はただのプレイヤーであることを許されるかもしれないけれど、すぐにマネージャーだコーチだトレーナーだといった兼務がつくことになる。プロジェクトという組織も生まれては消え、役割もそのたびに変わるというルールの中では、野球だサッカーだというスポーツのように固定したプレーをすることが難しい。1エンジニアとして生きていくんだといっても使う言語や環境がどんどん変わるというのは、ボールやグラブ、グラウンドの形状までもが1年ごとに変わるってことと同じです。ボールが変わってよく曲がるようになったら、変化球を磨いて武器にするだろうし、バットがよく飛ぶようになれば、そのぶん筋トレを減らして別の力を磨くかもしれない。そういう環境の変化はスポーツにはあまりない(道具の進歩はあっても、競技の形まで変えてしまうほどではない)が、仕事の世界ではけっこうある。それに日々対応していかなければいけない。 そういうゲームをプレーしている選手が気をつけるべきなのは、自分の役割は固定されないということなのではないかと思います。そのときチームがすべきプレー、ゲーム展開を考えて自分を当てはめていくという感じ。そこで大きな役割を果たせるピースがあれば、そこに自分をはめられるように力をのばしていくという感じだろうか。ルールががんがん変わるために、自分のプレースタイルはこれだ!と打ち出してしまうと、ぴたっとはまるところ以外には引き取り手がいなくなってしまうのではないかと。FAしても引き取り手がいないってことになりかねない。 でも外国人はじめそういう頑固な人は多い。そう言う人は自分を変えない。プライドのためにプロジェクトをつぶす気が?と思うような行動を結果的にとることもある。だからといって、自分がそのプロジェクトにいて、リーダーではないからといって

なりたい姿

日経ビジネスオンラインにまた押井守の連載がのってました。マネーボールの続きです。 これ しかしこれを読むと、いかに自分の考えが押井守に影響されているかがわかります。 今回のテーマは「優先順位」。仕事、人生、うんぬんにおいて、自分の優先順位は何か?ということ。あれは1番、これは2番ということはあっても、あれもこれも、全部1番!はありえない。外資系金融でバリバリ働いて、でもあたたかい家庭もつくって、というのは可能かもしれないけどかなり難しい。だから自分は何を一番上に持ってくるのか?というのが問われるということ。外資でたくさん稼いでいるから勝ち組とか、貧しくてもたのしく暮らせているからいいとかそういうことではなく、お前が最も大事にするものを持ち続けて、人生を駆け抜けているか?ってことだけが問われるってことです。 SFCでよく聞いた教訓で、(アメリカのどっかの大学で出た話らしい)壷に石を入れたあとに小石を入れて砂を入れて水を入れて、ここから何がわかるでしょう?っていう問いかけがある。答えは「探せば隙間はある」ではなくて、「最も大きなものを最初に入れないと、もう二度と入れられない=人生において一番大事なものを最優先にしないと、小石や砂のような瑣末なものにふさがれて二度と石は手に入らない」ってことだったと思います。これってまさに今回の押井守の話と同じだと思うんですよね。やはり毎度毎度の仕事が大勝負だからこそ、自分と向き合ってるなと思いますわ。 オンリーユーのエピソードとか、高校生の時も読んだけど今はもっと切実に感じます。関係者の話は全部聞いて、スタッフの言うことも全部聞いて、それでできた映画が全然ダメだった。同時上映で相米監督のションベンライダーがやっていて腰が抜け、次は絶対に自分のやりたいことをやると誓ったという話。 今日、新人時代のメンターの方と久しぶりに面談をして長いこと話をする機会があったのですが、「自分が目指している像はなんだろう」というのを改めて口にする機会になりました。が、やっぱりその像って昔から変わってないなーとも思いました。これだけ色々な考え方に触れてきたけど、やはり根本的なところは高校時代から変わっていない。自分が勝負すべき分野、スキル、趣味指向みたいなものを、割と昔から理解していたってことになるんでしょうかね。 世間からのニーズもあ

マネーボール

押井守の日経ビジネスオンラインでの連載の最新が「マネーボール」でした。アレは映画をチラッとだけ観ていて、本は読んだんですがまだ全部観れてませんでした。でもだいたい何がキーかわかりました。 普通の社会人はプロ野球選手とは違うと思っていたけど、今の世の中、あまり違いがなくなってきてると思いました。「ジワジワ殺されたいか即死したいか、どっちだ」と言われるようになってきてる。プロ野球選手を見て、「あー大変だなーあの人たちは首になったらトライアウトとか受けないといけないしなー野球しかやってなかったしなーセカンドキャリアとか難しいだろうなーメジャーに挑戦できるスターでも成功するかはわからないしなーでも5億とかもらってたんだししょうがないよねーあーでも40歳で引退したあと何するんだろうなー」とかのんきに思っていたんですけど、ブーメランが飛んでくる日がすぐそこに来てます。ていうかもうなってるんですね。 Joe's labの城さんが言うように、すべての労働者は使い捨てであり、その点では「お前明日からあそこの球団行けや。これGMの電話番号な。じゃさよなら」と言われる野球選手と何も変わらない。あからさまに首にならないだけで、社内失業してたり出世コースから外れてたりってことは昔からあった。それでも昔は首にだけはならなかった。でもこれからは首や倒産が現実になってくる。今までたまたまそういうことが起きなかっただけで、天変地異とか世界の終わりが来ているわけじゃない。今までもそうだった。でも偶然起きなかっただけ。就職を懲役40年と言ってる人を知っていますが、その認識が本来はお花畑だったわけです。 生物的にもいつかは死ぬわけですが、組織においても自分はいつか死ぬんだということ。引退試合を用意してもらえるような立場になるかもしれないけど、ほとんどは突然呼ばれてはいさようなら、になるのだろう。そして今までもそういう立場に置かれてきた人はたくさんいたわけだけど、見ないようにしていたわけだ。社内失業状態だということを認めない、出世コースから外れたということを認めない。出世の階段を上ることを目標にしていたはずなのに、負けても何もしない。プロ野球選手だったらレギュラーになれなかったらトレードを志願したりするのにしない。その理由が家族とかだったりする。言い訳にされた方はたまったものじゃないけど

自分にとってのパンズ・ラビリンス

先週会社で、新卒4年目を迎える社員に向けての研修がありました。それまでの3年を振り返るのと、これから4年目以降という中堅に入っていく上でどうしていくべきかという座学を受けました。一言でいえば、中堅社員として組織に貢献するには?ということ。その研修を受けている中で、フォロワーシップというのが出てきたのですが「その考え方は外国籍の社員や中途入社にはひびかないのでは?」と質問しました。特に中国の方に顕著な気がしますが、彼らは将来どうなるかわからない国で生きてきたせいか、目先の利益や自分の感情をかなり優先するように思います。そういう人に対し、フォロワーシップを発揮して組織に貢献せよというのは難しいのではないかと聞きました。そんなことしても明日どうなるかわからないのだからね。 それについては上の方からも説明をうけて、制度的に解消していく方針だということだったのですが、自分が驚いたのはこの質問をする際に、「組織で自分の目的を達成したり、自己実現を果たそうと思ったら組織に貢献しなければいけないというのは日本人にはしっくりくるが、そうでない国の人にはどう伝えていけばいいのか?」と聞いたことでした。自分の口から「自己実現」という単語が出てきたことに驚きました。だってこの考え方こそ、会社に入った時にとても違和感があったものだったはずだからです。 会社員の自己実現って何だ?という。  でもそれが3年経ってみて、なんとなくわかってきたという気がしているのです。それはリクルート的な「夢の実現」という意味での自己実現ではありませんでした。夢とか希望とかそういうことではなく、いつの日か自分の人生を振り返って、どうなっていれば後悔しないか?どうあってくれれば満足か?ということです。   話は変わりますが、ギレルモ デル トロの『パンズ・ラビリンス』を観て、「ああ、やりたいことをやるというのはこういうことなのか。自己実現というのはこういうことか。」と思いました。デル トロはハリウッドでも映画を撮りますが、『ブレイド2』みたいなアクション映画、アメリカでニーズのある商業映画をきっちり撮ります。そこでも自分の味は出していますが、あくまでハリウッドでは商売として映画を撮る。そして本当に撮りたいテーマはメキシコやスペインで撮る。ここらへんの分析は押井守がやっている通りだと思いますが、完全に使い分

目指せ池澤あやか_ver02

ちなみに自分のrailsまわりのバージョンは以下です。 ※localhost:3000ででてきたもの Ruby version 1.9.3 (i686-linux) RubyGems version 1.8.23 Rack version 1.4 Rails version 3.2.12 JavaScript Runtime therubyracer (V8) Active Record version 3.2.12 Action Pack version 3.2.12 Active Resource version 3.2.12 Action Mailer version 3.2.12 Active Support version 3.2.12 Middleware     ActionDispatch::Static     Rack::Lock     #     Rack::Runtime     Rack::MethodOverride     ActionDispatch::RequestId     Rails::Rack::Logger     ActionDispatch::ShowExceptions     ActionDispatch::DebugExceptions     ActionDispatch::RemoteIp     ActionDispatch::Reloader     ActionDispatch::Callbacks     ActiveRecord::ConnectionAdapters::ConnectionManagement     ActiveRecord::QueryCache     ActionDispatch::Cookies     ActionDispatch::Session::CookieStore     ActionDispatch::Flash     ActionDispatch::ParamsParser     ActionDispatch::Head     Rack::ConditionalGet     Rack::ETag     ActionDispatch::BestStan

目指せ池澤あやか_ver01

SFCの筧研?の人でありアイドルでもある池澤あやかさんになろうと思い、自分もちょっと前から(かけないのに)ruby on railsに手を出しています。自宅にあるwindows PCがDVDプレイヤーとe-learning受講機になっていたので、LinuxPCにしてしまおうというもくろみもあり。とりあえずまだまだherokuのアカウントもとれてないし、githubもまだだしと駆け出せてもいないのですが。 centOSが最初英字キーボードになってて直すのに苦労しましたがなんとかなおり、以下の回でつくっていた掲示板をつくることに。 これ ところがこのとおりにやってもなんだかうまくいかなかったんですよ。まあいろいろいじっているうちに分けわかんなくなったってのもありますが。今日改めて最初からやってみて、ひとつだけ手順が抜けているのでは?と思ったのでメモ。 ※rubyとかのインストールはまあできたのでOK。 最初に移動してtodoアプリをつくるところ。 $ cd $ rails new todo $ cd todo この時点だとapps/controller以下にはまだおおもとのコントローラーしかない。 $ rails g scaffold note body:text title:string $ rake db:migrate でいきなりこれやろうとするとscaffoldのじてんでエラー。javascript runtimeがないといわれる。この段階ではまだrails s もできない。 それはGemfileに以下のように追記すればいいらしい。けっこういろんなブログにありました。 gem 'therubyracer' これを入れるとscaffoldがとおる。この時点でrails s ができるようになりました。そしてapps/controllerいかに、noteコントローラーができあがるという。どうして最初やったときはできなかったんだろう。。。