関東幹事を辞めろという勧告を出された。就職活動を言い訳に仕事がおろそかになっていたことは否定しない。自分としても自覚はあった。当事者意識の薄さや細かいミスはあったので、それ自体は受け入れられる。ただ、勧告に至るまでの経緯には納得がいかない。 自分の働きぶりが幹事にふさわしくないのなら、そう思った時になぜ言ってくれなかったのか。言われない以上、自分の働きが容認されているのかと思っていた。察しろということなのかもしれないが、そこまで神経は回らない。というより、突然勧告を出すのなら、最初の段階で注意する方がよほど楽なのではないか。 顔をあわせる時にはお疲れさんと言っておいて、夜遅くに電話で辞めろと通告するとは。駄目なら駄目とどうしてその場で言えない。面子に配慮したなどと言っているが、そんな気遣いをされるほうが余程こたえる。「あなたのためだから」なんて軽々しく口にしないでほしい。 自分の認識の甘さが招いたこととはいえ、こんなやり方をするような人間にはならないようにしよう。別にOBを今後批判する気はないが、こちらも必要以上に謝罪の言葉を述べるつもりはない。 「男の責任」なんてあいまいなことを持ち出すな。前言を撤回するのはそんなに悪いのか。