仕事とも全く関係のない話だが、自分自身一応昭和生まれ(最後のほうだけど)なのに、日本のプロ野球の昔の話ってエピソード単位でしか知らないな、と思った。巨人のV9とか、阪神のバックスクリーン3連発とか、江夏の21球とか、清原の号泣とか。エピソードは全部知ってるんだけど、どれがいつの話なのか、前後関係が全然わからない。プロ野球ファンはだいたい知ってるもんなのかな? なんか簡単な線表みたいなのつくって有名どころの選手の生涯みたいなのを書き記していって、何年に日本シリーズ勝ったのはどこか、その年に起きた歴史的な出来事はいつか、みたいなのをプロットして行ったら面白いかもと思った。なんていうか、2020年に東京オリンピックがくるがその前、1964年にも東京オリンピックはあったわけで。たまに白黒映像でその時を見るとものすごーく昔の話みたいに思うけど、何かで見たけど長嶋茂雄がデビューしたのは1958年なんだよな。意外と1950年代に皆デビューしていたんだな、と何かで見て驚いたのが、線表つくったら面白いかもと思ったきっかけ。1950年代っていったら太平洋戦争の終戦から10年たったくらいなわけで、それで世の中はどうなったのかっていうのがけっこうわかりそう。 今の日本は東日本大震災から6年たってもインフラ的にはそこまで大きく変わってないもんなー。まあもう壊すものもないから新しいものもできないわけだが。やっぱり全てが壊れるとものすごい大きな変化が生まれるものなんだろうか。 人間の気質っていうのも変わっていそう。広岡達朗の本か何かに、デビューしたて(広岡は1956年?デビューだったか)の頃は戦争帰りの人たちが怖くてバッティング練習もできなかった、みたいなことが書いてあった。誰も新人を育てようなんて思ってなくて、チームメイトは皆商売敵、自分の技なんて絶対に教えてやるか、みたいだったし、鬼気迫るものがあったみたいなことが書いてあって、ああやっぱり戦争帰りは違ったのかなと。1950年代に戦争帰りだったってことは当時30代だから皆1910年とか1920年代に生まれた人たちなわけだ。(いきてたら90歳くらいか) それ以降の人は皆戦後世代なんだよなーだいたい。戦争は知っていても従軍したわけじゃない。 遠藤周作の「海と毒薬」かなんかに、あの床屋のおじさんも中国ではかなり殺したみ