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3月, 2017の投稿を表示しています

もう2ヶ月、そして明日結婚する

転職して2ヶ月が経つ。予想以上に戸惑っている自分がいる。システム企画という立場で入ったものの、予想以上にちゃんと企画屋にならないと評価されない場所だというギャップが原因だろう。やはり自分の中にどこかで"システム"企画で入ったという意識があったのだろう。ちゃんと分析して提案しないと評価されない。本当に、広告代理店のプランナーみたいなものだ。本とか雑誌とか読んでイメージつけてこういう風に動いていけるようにならないとな。蔦屋書店に入り浸るか。 なんだかんだ、前の仕事はシステム屋だった。上流工程に関わっているとはいえ、やはり「どうつくるか」を考えるのがメインだった。新規案件だったり急な案件だったりの要件を整えてはめ込んでいくのは、まあ楽しいと感じていたのかなー。ここらへんの感情はおいおいちゃんと振り返る必要がありそう。当時はなんとも思っていなかったけど。でも、こういうことも転職してはじめてわかったことだ。前職にいてうだうだしてるだけじゃ絶対にわからないことだろう。無駄に企画職に憧れを持ち続けたかもしれない。そういう意味じゃ、20代最後のタイミングでポジションチェンジできたのはラッキーだと思うしかない。今はトレーニング中心の実践大学院に入ったと思って、いろいろチャレンジしよう。長くいないと思えば苦にもなるまい。 そんなことをしている間にいよいよ明日が結婚式になった。あっという間だった。準備している間に転職があり、奥さんの仕事でのドタバタもあり、いろいろしている間にその日がきた感じ。まだ実感がわかない、というのが正直なところ。明日がまだきて欲しくない。これだけ準備してきたのがもうあと1日で終わってしまうのか…という残念さ。でもわざわざきてくれる人たちには早く会いたい。 奥さんと暮らし始めてもう1年くらいになるので、新生活が始まるという実感は正直ない。ただ、ここまでの1年で、家庭を維持し発展させるというのはとんでもなく難しいことだと感じている。途中でやめてしまうひともいるけど、深めていこうとするには想像以上のエネルギーがいる。テクニックも根気もいる。ぶつかればいい!というわけではなく、あの手この手、手練手管、そういうのも駆使しないといけないんだなと思った。清濁併せ吞むじゃないけど、綺麗事じゃない。 こんなこと書くとそんなに苦しいんだったらやめて

それって命令?

転職して約2ヶ月、ちょうど今筋肉痛のような状態というか、慣れないやり方に慣れようとしてこれまで使ったことのない筋肉を使っている状態。先輩に、アウトプットのパターンを増やした方が良いと言われたが、まさしく今、これまでとは違うアウトプットのやり方をしなければいけないというところ。まだ案件を最後までやったわけではないので先が見えていないストレスがあるものの、ここで嫌になることなく、適度に抜きつつやっていこう。 ちょっと愚痴になるが、「それは命令なのか?アドバイスなのか?俺に何をして欲しいのか?」と思うことが度々あった。ものすごーくモヤっとした指示というか、それはMustなのか、Betterなのか、どっちなの?という。今いる会社はまあオーナーシップを求める会社なので、お前はどうしたいのかということを求められるのだが、とはいえ入ったばっかなので業務フローもまだまだわかっていない状態なわけだ。そんな中ふわっとした指示?をされると、それで俺にどうしろと?という風に思ってしまう。のは指示待ちと言われてしまうのだろうか。違うよなあ。単に指示する側の言い方の問題だと思うけど。だって前の会社にいたスーパーエースはもっと完結にわかりやすく説明してくれたもんな。そして今考えるとあんだけ忙しかったのに進捗管理とかMTG同行とかもバッチリしていたよな。恐ろしい人だ。自分で自分をハイパフォーマーと言ったことがあったが、本当にその通りだった。てまたこれも愚痴になってしまう。こういう状態から早く脱却しないと本当の意味で転職したことにはならないのだが。 目標になる人はいるんだろうが、今見えない。個人商店の集まりみたいな感じなのでそれも仕方ないんだろうが、わかりやすい目標がないのは結構難しいなー。あとは、あのスーパースターの考え方に大きな影響を受けたってことなんだろう。コンサルタントの考え方だ。俺もコンサルタントになろうかなw

“意思”がないからです

昔BSで録画した宮崎駿の番組で、いまの会社で自分が求められてることが宮崎駿から言われてた気がしてメモ。新しい短編にCGを使おうとしてて、その担当者の書いてくる絵を見て言った言葉。 “CGのスタッフを見てて、何でも動かせると思ってるけど動かせてない。意思がないからです。動きってのはニュートラルなものじゃなく意思なんだよ。筋肉を動かすのは意思だからね。” 宮崎駿が手でかいてきた絵を見てCGスタッフは、手でかいた方が早くね?と率直な感想をもらす。それぐらい、あんたもうわかってんじゃん!てなかんじだったのか。でも、駿もこの人たちと一緒にやるまではなにもなかった。交わって初めてアイデアも出た。鈴木敏夫のいうように、宮さんは若い人と交わると元気になる。若い人は宮さんと交わると老ける。エネルギーを吸い取られるというか、使い倒されるんだろう。CG職人はその懸念が顔に出てた。 でもまあ、意思なんだよ!てのはそうなんだろうなあ。客観的な世界なんてない、という養老孟司の世界観=唯脳論の立場にたてば、私にはこう見える、こうみたい!の世界しか存在しない。そしてクリエイターにおいては、そういうものの考え方じゃないと通用しないというか。 客観的な世界は学者の領域か。それにしたって、万有引力の法則が地球上で通用するのは偶然ですって立場もあるみたいだし。 宮崎駿は完全にくそったれだな。でもこうじゃないとものをつくりだす人にはなれない。日本の職人っていわれてる人は精密な下請け屋であって、クリエイターではないのかもしれない。

違和感とどう向き合うか

入社から一ヶ月ほどたち、いろいろと違和感を覚えてきた。組織構造から来るもの、収益構造から来るもの…転職にはつきものらしい。この違和感とうまく折り合いをつけることで、前職に心理的にケリをつけられるとのこと。そんなに影響を与えていたんだなとなんだか不思議な感じがする。自分のものの考え方の基礎になっているのか。 3月までが半期でそこまでの目標を立てたのだが、自部署サービスのエンハンス案を出さないといけない。割と本気で求められてるので驚きもあるが、そういうのをやりたいと思っていたはず。いざそうなると戸惑ってるのがすこし情けない…がしょうがないと思ってうまくやっていこう。やっぱり俺ってそんなに激しく自己主張するタイプではないのかしら。いざ案を出そうとするとやっぱり分析とかしないといけず、いずれはコンサルとかならないとダメかなーとか思ったり。 新しい会社は自分の意思がすごく求められるということだが、その意思ってどういうものなんだろう。やりたい!だけでいいのか。ちょっと出しで見える化していきたいが、裏付けとかどの程度必要なんだろう。そういうのも含めてDIYってことなのかね。うーむ。誰を説得する必要があるのか。 いまの会社はスペインとか南米のサッカーみたい。前職はドイツサッカーって感じだったんだな。今度の環境はくそったれ、人でなしじゃないと生き残れない気がしている。そう見せかけ、そういうフリができるだろうか?