最近読んだ本です。 『女生徒』 太宰治 『「日本の経営」を創る』三枝匡/伊丹敬之 『米内光政』 阿川弘之 骨太な本が最近は好みです。歴史物をよく読むようになりました。特に昭和。明治期はまだ食指が動きません。『坂の上の雲』とか。まだそういう年齢ではないのかもしれない。今の興味は、第一次世界大戦からの激動期を人はどういう風に過ごしていたのか、というものです。自分の業界もまあ激動をする方なので、昔はどうだったんだろうという思いで読んでいます。第一次世界大戦あたりも激動期で、貴族で構成される騎兵隊の突撃から、徴兵制による軍隊、戦車、毒ガス、塹壕、潜水艦などなど、新しい仕組みやテクノロジーがどんどん生まれて、戦争が総力戦になり、今までとは全く違った世の中になった時代ですよね。そういう時代はどんなだったんだろうというのが知りたいのです。 まあ知ったところで仕事に役立つわけではないけれど、心構えというか、腹はすわるような気がするのです。ふわふわして日々過ごしたくないのです。