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怖いの感覚

この土日は親知らずの手術をして、歯や顎に不自由を感じながらの生活です。手術のせいかやたら疲れるので、センバツ高校野球ばっかり見ています。見ながら思い出すのは自分の高校や大学の野球部時代のことですね。でも今日はひさしぶりに思い出したことがあったので、書き残しておこうと思います。 大学の準硬式野球部に入ったばかりの頃や、その1年後くらいには、「シートノックが怖い病」を発病していました。まあ要するにイップスなんですが、イップスのせいでゴロも捕れなくなり、だんだん野球をするのが怖くなっていました。当時はなんとなく理由がわかっていたような気がしていましたが、今考えると、発症した理由なんてよくわかりません。ただ確実に言えるのが、発症してしまうともう止まらないってことです。自信は持てない。練習に身は入らない。伸びない。何をすればいいか全くわからないという状態です。 結局のところ、主務になることでお茶を濁したというのが実情がもしれません。 今は仕事をする上でイップスみたいなものは特にありません。でもそれは、自分のプレーが多くの人の目に触れないから、というのが理由かもしれない。もし今の自分の成果が大勢の人の目に触れるような機会があれば、またあの頃のようにイップスが発症してしまうのかもしれない。 だったら今から何をしておくべきなのか?とりあえず、日々の業務を軽んじてはいけないということでしょうか。最大限のことをやったか?と常に自問していきます。

18時退社で効率化

地震により福島第一原発含め、火力発電所もダメになっていることから、東京でも計画停電が行われている。それに伴い、自分のいる会社でも節電という名目で、オフィス照明完全カット、18時退社徹底を実施している。天災という外圧によるものだけど、考え方を切り替える上ではいいきっかけになったと思う。こういう状況にならなければ、真剣に18時退社を行うための方法なんて考えることはないだろう。若くこれからもどんどん成長していこうという会社には仕事が山積みで、何もしなければずっと仕事をやっていられるからだ。でも結局、仕事が残っているというのを言い訳にして、効率を上げることをおろそかにしていた面があるのではないかと思う。だって皆残っているんだから、今聞く必要があるのか?という感じ。でも18時退社となれば、それより前に聞いておかざるを得ない。 日本マクドナルドは社長が原田さんになってから、18時退社を命令で徹底させたらしい。社員がサービス残業でもいいと言っても聞かなかったらしい。曰く「ファストフードはお客様に1分1秒を争うスピードでサービスを提供しているのだから、社員の働き方もそれに見合ったものでないといけない。」だそう。その考え方もすごいが、そこから「18時退社」というルールを導入するのがすごい。普通なら効率化した後で「じゃあもっと働け」となりそうなものだからね。原田さん自身が語っているが、ジョギングも自転車もドラム演奏も好きという趣味人だからこそ、社員もそういうのを楽しむ時間を持ってほしいとのこと。結果的にそういう人が、「コーヒー10時まで無料」「その券を駅で配る」というアイディアを思いつくのだとか。これを提案したのは原田社長自身らしい。社長が超優秀なプレーヤーというのはいいね。 今自分は18時退社ということで、研修時代に戻ったような生活になっているけど、仕事中のスピード感や緊張感は格段に増したと思う。強制的にこういう状況になったわけだけど、終わりの時間が決まっているというのは本当に効果抜群。しかも自分だけが意識しているわけじゃなく、皆がそうなので、相手が忙しくても「18時で帰らなきゃいけないんだから」という気持ちでごりごり聞くのに抵抗がない。相手もそう思っている(と思う)。 やっぱり大前研一の言った通り、人間は意識を変えてもだめで、環境かつきあう人を変えないと変わらない。自分の仕事の方法

そこでしかできないこと

今日は初めて自部署以外の業務に関わった。全社的に人を動員して取り組むことだったので、独特の雰囲気だったが、トップダウンでものごとがどんどん決まっていくスピード感がよかった。自分は全体像を把握しきれていないし、自分の意見とか考えなんて(当然)関係ないが、「ああ、やっぱり会社ってのはでかい組織なんだなぁ」と圧倒されただけでも、今日の業務に関われてよかったと思う。自分が組織の前ではしょせん鼻くそみたいなもんだというのを改めて感じられた。全然悪い意味ではない。人の替えがきくからこそ組織は回るし、個人ものびのびできると思うので。 最近は改修とか移設とかメンテナンスとか、新規開発とはほど遠い作業に没頭しています。でもこういう業務こそ、巨大なトラフィックを持つサービスに関わる醍醐味なんですよね。そういうのは時間が経たないと理解できない。慶應義塾の準硬式野球部がいかにすごいOB陣をもっていて、すごい人が多いかというのも、4年になるまでわからなかった。新規開発をやりたい気持ちはあるけど、フリーランスでもできることを会社に入ってやる必要はないと最近は思っています。会社では会社でしかできないことをしよう。