連続投稿は美しくないので止めていたのだが、どうしても湧き上がる思いを抑えられずに連投。
「自分がこの野球部に与えられるものは何か」と考えたときに、それは「レギュラーではない人間の思い」ではないかと考えるようになった。誰もがレギュラーになりたい。試合に出たい。活躍したい。と思っている。しかし実際は25人しかベンチ入りできないし、9人しか試合に出ることはできない。残る多くの選手たちは外れることになる。その際、いかにモチベーションを維持するのか?というより、野球部にいる意味があるのか?
4年間いて出した結論。いる意味はあるし、モチベーションは上げられる。ただしそんなに簡単ではない。9人しかいなければ、その他多くの業務も9人でこなす。25人でも同じ。外れる人間がいるからデータも取れる。ベンチ入りもできない人間がいるから、試合に出れないベンチ入り選手は「彼らも頑張っているんだから」と気を持ち直すことができる。そして、モチベーションを上げる方法は身も蓋もない。「これが現実だ」と受け入れること。目の前の現実が全て。どんなに不条理でも、どんなに自分が正しくても、起こっていることが一番正しいのだ。真実なんてない。あるのは自分がどのように考えるか、それだけ。苦しい現実から目を背けるか、受け入れてどん底から奮起するか。口にするのは簡単だが、これができればその人は何でもできるだろう。僕だって全然できない。だからもっとできるようになりたい。
やる気もやりがいも誰かが与えてくれるものではない。自分が見出して、信じて、突き進んだ後に振り返って、やっぱり正しかったと思えるかどうかは、今の自分の行動にかかっている。今だって迷うけど、昔よりは迷わなくなった。自分にはこれしかないと思うから。主務を経験し、レギュラーではない。スタメンにはわからない心理が自分にはわかるし、それを表現する能力もある。自分にしかできないことをやろう。自分だけのチームビルディングをやろう。それで辞める気だった選手が一人でも前を向いてくれたら、自分がいる意味はあったというものだ。
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