マナーとか礼儀とかって、やはり重要です。人間関係構築において。
部活動で勝利を目指す上では、マナーは直接的な要因ではない。マナーが良いチームが勝つわけではないんだし。勝負の世界では無礼者集団でも野球が強い方が勝つという単純な理屈。
でも信頼を築くとか、自分の評価を上げるとか等の人間関係構築においては、礼儀やマナーはとても重要ですよね。改めて思います。
ごくごく単純なことが、自分の評価を大きく落とすことになる。
何の気もなしにやったことが、人に大きな傷を負わせていることがある。
「悪気がない」ことが悪。「知らない」ことが悪。
「知らなかった」では済まないから、こういう問題は厳しい。
誰も指摘してくれないから。
僕の場合、部を支配できる人間になりたいと思ったから、のし上がるために「一流の後輩」になろうと思い、言葉遣いやマナーを気をつけることはもちろん、パシリまがいのことも芸もなんでもやった。自分のことをまったく知らない人に自分を売り込むためには、一分の隙も見せてはならなかったから。しかも信頼を勝ち取った後も、それを壊すことのないよう維持には細心の注意を払った(一個上の先輩のときは崩れかけたこともあったが…)。
そんな自分が先輩になったので、先輩がどのように振舞えば後輩が楽か、ということはだいたいわかる。わかってしまうから、結果的に先回りしてしまうこともある。それが後輩にとっては良くないことかもしれないと最近は思っています。楽な環境にしてしまって、周りへの注意とか気配りとかしなくても良いようにしてしまっているのではないかと。
でもきっと、本質的には本人の心がけしだいなんだろうと思う。親しき仲にも礼儀あり。可愛さ余って憎さ百倍。ちゃんと考えていれば、こんなことになるような行動はしないはずだもの。
コメント
コメントを投稿