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ホッケー

Googleで検索すると、慶應義塾体育会の他の部のページが沢山出てきます。過去のページなんかが保存されているのも多く、そういうのを眺めていると不思議な感じ。OG訪問(僕はO”B”訪問はあんまりしませんでしたw)させてもらった方の現役時代の写真なんかがあったりして、ああ若いなとか、この時の写真より僕年上だわとか、色々感じます。過去の写真が多いのは体育会ホッケー部かな。ああやって過去のチームに「TEAM2005」とか名前をつけて保存しておく試みは、なんというか、いい感じです。記憶を残すというか。

今はこうやって野球をやっている「自分」が、来年になれば社会人としてプログラミングをしているはずなわけで、そうなると「野球をしていた」という事実は自分の中にはなくなってしまう。固くなった手のマメとか、まだ落ちていない筋肉とか、そんなところにかすかな痕跡は残っているけど、実際問題として野球はやらないわけで。そうなると、野球をやっていたあの日々というのは、永遠に記憶の中… しかも記憶は余計なノイズをカットするわけで、楽しい想い出か強烈に辛い想い出しか残らず、日々の生々しい感情(退屈な感じとか、嫉妬とか苛立ちとかいうブラック系)は全部忘れてしまう。そうなると自分の頭にある記憶ってのは、本当に自分が経験したことなの?というくらい抽象的なものになってしまう。ある意味で洗練された、ある意味で取替え可能な記憶。

そういう記憶の欠落を補う力がウェブにはあるということを、女子ホッケー部のページを見てふと思いました。完全に攻殻機動隊の仕組みなんだけど、今更これを実感するとは。。集合写真っていつも笑っているとは限らないじゃないですか。たまに不機嫌だったり、いらだってたりする。そういうのを切り取って保存しておける。もちろんブログなんかもそういう機能はあるので、ブログもそうなんだけど、ホッケー部のページを見て思うのは、個人の記憶の集積なのではなく、部としての代の連なりだということ。それは個人のブログではできないことなので、面白いなあと。

なんかまとまらない。とりあえず、ホッケー部でOG訪問させてもらった児玉さんはとても素敵な方だったということです。ちょっと無愛想かなとも思ったけど、帰る時に腰痛の話で盛り上がった(?)ときなんかはとても笑顔が素敵でした。ああいう人が社会にはたくさんいるんだろうけど、個性が目立たないところにいって埋没してしまうのは嫌だね。児玉さんもなんとなくいらだっていたようだけど(僕に?)。




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