市ヶ谷に事業仕分けを見に行ってきました。毎回の仕分けに関わる人の顔ぶれは実に多様で、それだけ扱う議題が多種多様とも言えるし、議題が決まっているならもっと専門家を入れられないものか、とも言える気がしました。
議論の内容は普通にハイレベル。実に普通にハイレベル。こんなのただの老人が聞いてもわかるわけがないです。官僚が怒った仕分け人に詰め寄られてしどろもどろ、それみろ後ろ暗い理由があるから答えられないのだ、情けない、という風に理解されるのではないかと思いました。その通りの面もあるけど、議題によっては仕分け人も理解し切れていない、うまく突っ込めない、そして官僚がうまく回避しているという状況にもなり、予算は削減しないという結論になったものもありました。
こんなに簡単に決めていいの?と思うくらい、官僚が携わってきた仕事が膨大で入り組んでいるということなのでしょうか。これだけの人数をかけて取り組まなければ全体図が見えないくらい複雑に絡み合った構造を作り上げ、未だに動き続けているというのは驚きです。
日本国の負債がもし円建てでなく、ほとんど外貨だったら、インフレ起こしてチャラという奥の手を使うことができず、とっくに破綻しているんだろうなと思いました。
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