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労働観・人生観(1)

なぞにシリーズ化してみるかもしれません。予感はするのでとりあえず(1)にしときます。

最後の卒業旅行からも帰ってきて、あとは入社式で行われるという試験の勉強をするだけ。非常に面倒くさいが、一応その後役立ちそうだし、頑張ってみます。入社前に尻を叩いても生産性は上がらないと思うんだが…一部のやる気が異常な人々を除き、去りゆく大学生活がさらに恋しくなるだけだと思うんだけどね。まあ僕の場合は一応存分に満喫したと思うので、それなりに準備をしようとは思います。

入社する会社が若いということもあり、起業志向だったり、上昇志向が強かったりする同期が多いのだけど、彼らに負けないようにしなければという思いと同時に、そんなんで疲れないのかねぇという思いも持つ。何かを成し遂げたいという動機を達成する上で、仕事が最も有力な道具になりそうなのは否定しないけど、何かを成し遂げたとしても、それは人生のすべてではないはずなんだけどね。ちょっと想像してみればいいじゃない。一生懸命仕事にうちこみ、それこそ私生活も全て投げ打って没頭し、業績アップで年収も倍増、社会的地位も名誉も手に入れた。でも貴重な20代という若い時期、一番体が動き、一番精神も健全な時代を失ってしまったという悲劇。金も余暇も使える体があってこそだと思うんですがね。まあそれは自分だけではどうしようもない部分があるので、仕事に打ち込むのが全て間違いだなんてことは決して思いませんが。何があっても雇われ続けるためにそれなりの力をつけておく必要はあるでしょうし。OG訪問した三井物産の方も、将来に不安があるとかで大学院に進学してしまいました。社費かどうかは知りません。ペイするかも知りません。でも大企業に勤めていたとしても、そういう風に考える状況が来るということでしょう。まあその方は女性なので、男性よりもペイするとかしないとか考えなくてもいいのかもしれませんが。

もちろんお金は欲しいけど、寝る時間が1時間もない生活を続けなければならないのなら、そんな仕事はやりたくない。いつかこの1000万円を使ってやるぞ!!と思っていたとしても、たぶんそんないつかはこない。それだったら日常を充実させたいもの。まあそんな両極端な話じゃないと思いますが、引退してサアゆっくり余生を満喫するお(笑)って状況は僕らの世代にはありえないと思うので。若いうちから休んだり、遊んだりすることを生活に組み入れていかないと、俺の人生なんだったんだってことになりかねないなという不安は持っています。

そういう人生観を持っている奴が何人いるか不安な会社ではあるけれど。特に上の世代。まあ組織が巨大化すればそういう価値観の人間も増えるので、段々変わっていくだろうけどね。何しろ顧客としているのは普通の生活を送る人びとなんだから、そういう感覚がわかってなきゃいけない。普通の人びとは仕事で一旗上げるとか、起業したいとか、MBAとって外資に行きたいとか、そんなことは考えず、ただ日常を平穏無事に生きていきたいと思っているのだから。

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