今日は営業も兼ねて後輩たちの試合を観に行ってきました。懐かしいような気がするけど、リーグ戦が始まったのは昨日なわけで、あのグラウンドから離れていた時間は今の現役部員たちと同じなわけです。それでも懐かしいと感じたのは、野球から離れた時間の長さなんでしょう。野球から離れて既に5ヶ月ほど経ちますからね。
あのグラウンドに行くと色々なことを思い出しますが、全て辛くて面白くないものばかり。客観的に見れば、なんとさえない記憶なんだろうという感じです。華やかなものは何一つない。でもそれは確実に、今の自分を形作っている要素なんですね。あれがなければ今の自分はない。それがなければ違う自分になっていたのだろうけど、それを想像することは無意味です。
あの経験が意味のあるものだったのかどうかは、自分が決めることです。経験が経験足り得るのは、ひとえに解釈とその後の行動にかかっている。素晴らしい体験をすれば、素晴らしい学びが得られるわけではない。素晴らしい体験ができなくても、そこから搾り出して血肉にすれば、多少ひねくれた形でもものになると感じています。
レギュラーを獲得し、グラウンドを縦横無尽に駆け回っていた男たちは今どうしているか?OBに連日連夜豪勢な食事を振舞われていた男たちは?キャンパス内で多くの友人に賞賛され、卒業式で表彰される栄誉に預かった男たちは?彼らは今どうしている?
あの日々は全て終わった。やっと僕の再スタートなのだ。くすぶり続けた4年間を無駄にはしない。あの日々を経験したからこそできることをやっていく。何年でも。
社会人が厳しいだと?そんなことも知らないで社会人になったのか?
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