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グラウンドにいる奴の気持ち

連投は美しくないが、内容が先ほどのエントリーと違うので分けて書くことにする。

今日は会社の野球同好会の試合だった。20代VS30代。とても面白い試合だった。自分もファーストでスタメン出場したし、ヒットにはならなかったけどいい当たりも打てたし、野球が楽しいと感じられた。というより、会社の野球同好会ではいつも野球が楽しい。

でもそれは言い方が間違っている。野球はそもそも楽しいものだし、自分も中学から野球を始めてずっと好きだ。それは大学でほとんど試合に出なくても同じ。ただ、野球そのものの面白さを大学4年間では感じていなかったのではないかと思う。少なくとも、大学2,3年のころは、毎週末東伏見に「野球をする」という意識では行っていなかった。4年になって、「一緒に戦っている」という風にはなった。でも、「野球をする」という気持ちになったことはなかった。で、やっぱりそれは苦しいことだった。毎週ユニフォームを着ることができて、グラウンドで声を出してボールを追いかけることができる。そしてバッターボックスに立ち、ピッチャーとの真剣勝負を味わうことができる。やっぱり自分はこれを求めていたんだと感じた。考えてみれば当たり前だ。プレーしたくない野球選手がいるわけない。そして自分が今バッターボックスに立つことを心底楽しみ、毎週末の野球を心待ちにしている状況を振り返って、まだ自分も野球選手だったんだなと安心する。大学4年間で、自分はすっかり野球選手ではなくなってしまったかのようだったから。

自分がプレーするようになってようやく、去年のレギュラーたちがどんなことを考えてプレーしていたのか、思いを馳せる余裕も出てきた。去年はそんなこと考える余裕もなかった。でも今なら考えることができる。結局のところ、グラウンドにいる奴の気持ちはグラウンドに立ってみないとわからないのかもしれない。自分はわかったつもりになっていたけど、しょせんは評論家に過ぎなかったのかもしれない。そう考えると悲しい。そう思われていたとは思わないが(みんな優しいし)。

でもそう思うなら、今後は絶対に評論家にはならないようにしないといけない。もう主務にもならない。一選手を目指すのだ。

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