スキップしてメイン コンテンツに移動

仙台遠征と仕事と野球

今週は会社の野球同好会で仙台に遠征した。仙台の野球団の人たちとクリネックススタジアムでダブルヘッダー。ダブルヘッダーをやるなんていつ以来だろう。ダブルヘッダーは大学のオープン戦でやったけど、両方出場するってのは、下手したら高校以来なので5、6年ぶりになる。

野球団側には元プロの今関、山下勝充(今は楽天のJrチームのコーチらしい)がいて、135kmくらいのストレートを投げてた。軟式だと相当速い。しかもそれにスライダーもあってヤバイ。これだけ速い球をもっている人と試合で対戦するのは初めてかもしれない。でも両選手からヒットを打てたので、ちょっと自慢できるかも(しかも左打席で)。

仕事の方は、慣れてきた面もあるし、新たに課題が見えた面もある、という感じ。課題が消えたら新たな課題が現れるという繰り返しが続くんだろうと思う。確実に知識は増えているし、グループの人づきあいというか、皆の性格とかも徐々にわかってきて、3ヶ月前よりは前進していると思う。報告がまだ遅れがちだけど、それも自分の意識の問題だということがわかった。この遠征で。

野球をやっていた今までの10年間は、たいていのことは期限ギリギリまで「できる!」と言って努力していればよかった(主務業は違うけど)。でも会社の仕事って、遅れるかもしれないとわかった時点で言っておかないと、仕事を振った人が困る。ていうことは頭ではわかっているんだけど、「遅れそうです。どうしましょうか。」とか「締め切り遅らせてください」っていうのがどれだけ難しいか!

特に自分の場合、それができないということがよくわかった。「負け」だとも感じるし、「無能だと思われるんではないか」という不安もある。実際のところ、それを言う際に根拠を言えばいいらしいのだが、そういわれても不安なものは不安だ。なぜ不安なのかと考えて、「仮にそれをやったとき、仕事をくれた人がどう思うのかわからない」ということが原因だとわかった。

野球の場合、「積極的なミスはOK」という大きなくくり(許可みたいな)があり、「ゲッツーOK」「フライアウトOK」「でも見逃し三振はダメ」とか、何がダメで何がOKかがわかりやすい。根拠が明確だから選手もやりやすい。でも今はそうではなくて、「遅れそうならアラートをあげて」といわれるだけ。他に何もないから、すごくやりにくい。実際にあげたらどうなるのか、どういう言い方ならいいのか。自分で先に聞けばよかったんだけど、最初に言われなかったから動きにくかった。何も言われず、いきなり代打に出されたような感じ。事前に「この回くらいでいくかも」とも言われず、ケースの説明や期待されている役割も何も告げられずにただ送り出されたような。それって自由なようで、めちゃくちゃ制限されている。

まあこの週末で、今の状況と野球との違いがわかったのはよかった。これをもとに、少しずつ自分のやり方も変えていかないといけない。

コメント

このブログの人気の投稿

グロービス(GMS) クリティカルシンキング Day5

クリシンのDay5が終了。Day4のレポートを振り返ってみると、自分の考え方にいくつか欠点があるので備忘録として書き残しておこう。かなり簡略化しています。 ■間違えたこと(勘違い、思い込み) 具体策まで提案するんだと思っていたこと ■ できなかったこと 社長は何を知りたいか?という視点 社長のものごとの判断軸 ■なぜできなかったのか? 社長への提案=ビジネスプランみたいなものだと思っていたから(それしか知らなかった) 情報から何が言えるかを考えて、まず枠組みから考えることをしなかったから(ダメダメ) 社長がどういう判断軸で物事を決めていくのか、というのがわからないから(経験不足?) 社会人生活も3年目に突入したわけですが、仕事も割とできるようになったかと思ってきたわけですが、社長視点でものを考えたことなんてなく(やってたつもりでもしょせんは床屋談義の域を出ない)、それがダイレクトに結果に現れている、という気がします。社長はおろか課長とも一緒に仕事なんてしないので、どういう判断軸で仕事をしているかなんてわかりようがない。自分の職種が技術系というのも関係しているのかもしれませんが、それにしたって経営スキルというか、このへんに鼻が利かないというか、力不足に打ちのめされるばかりです。。 でもこれはある意味で仕方なのないことだ。こういう打ちのめされる経験をするためにお金を払ったようなものなんだから。ここから努力して力をつけていけばいい。会社で経験積んで〜なんて悠長なこと言ってられないからね(そもそも待てない)。 ところでこれは完全に個人的な感想なんだけど、プログラミングってそんなにクリエイティブな仕事かな。ザッカーバーグはfacebookをクリエイトしたけど、大事なのはfacebookという製品と仕組み(友達の交際関係が見られるとか…映画であったよね)であって、中のコードじゃないはず。使う人は中のコードがきれいかどうかとか、どういう開発スタイルでつくられたかなんて気にしないわけだし。webサービスはアートだとは思うけど、大事なのは外面で中身じゃない。だから中身については徹底的に効率よくつくることさえできればいいんじゃないかと思うんだが。。それをクリエイティブとか言うんだったらミスリードな気がするな。

マーケティング&経営戦略基礎Day3終了

今週土曜日はDay3でした。ついに半分が終了。クリシンのときよりもケーススタディになれたのか、予習アサインメントも多少効率よく作れるようになった感じがある。 今 回のケースは自動車業界でしたが、自分が中学生のときにおこったコンパクトカー市場での争いが取り上げられていて、懐かしさとともに「こういう狙いだったのか」と思わされました。また、一番の学びとして、マーケティングも経営戦略と同じく、大きなマクロ環境の分析から入るべきということ。分析の流れとして は経営戦略と大きな違いはないことが驚きでしたが、今までマーケティングに抱いていた違和感のようなものが解消された気がします。 自 動車なんかだと、どういう人がお客さんで、どういうのがKBFで、というのがイメージしやすい気がしますが、自社のサービスであるwebサービス・eコマースを考えると、どういうものがKBFになるのか?というのは、自分たちで思っているのとお客さんが考えているのとは違うかもしれないなと思いました。まあ それはwebサービスに限った物ではなく、自社のことはなんだかんだわかったつもりになっているということかもしれないです。  やっぱり普段働いていると、なんだかんだ忙しくて、目の前の仕事をいかに終わらせるかということにだけ集中している。それで結果が出ればうれしいので、ますますそれに集中してしまうけど、そうすると主体的に力をつけていったり、その結果キャリアを構築していったりということがおろそかになるかもしれない。 もちろん大企業にいると力が偏るからといって、ベンチャーにいって雑用をやるのは本末転倒だと思う。 仮にそこで経営スキルや幅広い経験ができたとしても。そもそもビジネスとして結果が出ていないのに、経営スキルとか経験って身に付くのかよ、と思うし。結局大したことできずに終わりました、となって、じゃあ自分に残るのは何?大企業にいれば得られたはずの経験、知識、給料と比べて、誰も知らないベンチャーで働いてたつもりになって得られた物はそれ以上の価値があるか?という話。事業が伸びてないところで得られる経験なんてないと思う。違うというなら、今のSHARPの経営陣はどうなの?一生懸命結果を出そうとしてやっているけど結果が出ていない。その過程で得た経験に何か価値はあるか?という。まあSHARPの場合、経営判断...

マーケティング&経営戦略基礎Day4とDay5感想

■Day4 飲料業界のケース 自動販売機とコンビニのチャネル比較 生茶が出てきたとき、伊藤園は二つのうちどちらを重視するか ■Day5 日本の鉄鋼業界のケース 日本鋼管(JFEの前身)は99年にどういう経営判断をすべきか、というもの 合併すべき?すべきとしたら、それはなぜ? 当時の経営課題って何? ついに後半戦です。いままでの知識を総動員して課題に取り組む必要あり。が、いざ設問を前にすると、設問に答えてしまうという罠に陥ってしまいます。大事なのは設問に答えることではなく、経営者の疑似体験なのだから、自分で経営課題を設定して取り組まないといけないのにね。そこが疑似体験の難しいところではあるんですが、それでも他の方の意見や講師の方の指摘を受けて、少しずつ自分の考えが深まっていることを感じています。前よりもだいぶフレームワークは自然に使えるようになってきたし。それがはじめの一歩であるんですが。 自分の中で、2年後にすこし大きな決断をするということを決めたので、来年1年間でどれだけインプットできるかが勝負になります。ちょっと厳しいくらいにつめこんでもいいかもしれません。なんだかんだ海にもいくだろうし。来年は20周年同窓会はないから準備もないので年末も余裕あるでしょう。どこかで2科目とるくらいでいいかもしれん。 2013年の理想的な履修計画はこんな漢字か。 1Q ・なし(TOEICあげないと。あとKEIO MCCでプロマネ) 2Q ・アカウンティング基礎 3Q ・ビジネス定量分析 ・(人材系(名前忘れた…)) 4Q  ・ファイナンス基礎? あれ以外とこんなもんだっけ。2013年中に基礎は全部取れちゃうな。。 2Qで会社の海外カンファ派遣に応募しようかと思うので、今のうちに探さないと。どうせならeコマースがいいな。ガチガチのエンジニア系だときいてもわからん。あとできるなら近場がいい。アジアとか。正直ソウルとかでいいです。友達と行くわけじゃないし。 Day4,5の内容を振り返ると、日本企業でもある時期を切り取ってみると、戦略、マーケ的に大成功した企業が結構あるんだなーというのが正直な感想です。ITの世界にいると、グーグルだアップルだっていう海外礼賛か、スタートアップだ学生起業だリーンだっていう判官びいき的な...