今週は4日しか営業日がなかったのに信じられないくらい疲れた。といっても朝8時から21時半くらいまでなので、勤務時間的には住宅業界とか電通とか会社近くの家系ラーメン屋の足下にも及ばないくらいなのだが、精神的にきつかった気がする。プレッシャーがどうとかではなく、仕事の進め方に対していろいろ思うところがあった。
そもそもなぜ急に勤務時間が増えたのかといえば、今参加しているプロジェクトが火の車だからである。なぜ火の車かといえば、プロジェクトがうまく管理できていないからである。管理できていないのは何をするべきかがわかっていないからであり、それはどこまでやれば終わりなのか、どこまで自分たちの行うべき仕事なのかがわかっていないからだと思う。もちろん上の人から見れば違うのかもしれないが、自分からはそう見える。ただ闇雲に目の前の仕事に取り組んでいるだけという状況。自分にとっては技術的なチャレンジがあるので特に文句はないのだが、こういう仕事のやり方しか知らないとかなりまずいと思う。時間に対するコスト意識が足りないのは会社にとってまずい。残業することがデフォルトになっているのは仕事の効率化ができない無能な奴になってしまうんではなかろうか。効率化してもなお終わらない量の仕事があるのなら、今のプロジェクトからは外して別の機会にやるよう働きかける方がいいだろうに。
webに限らず、好きを仕事にしている人は情熱があるものの、「仕事」とか「お金」とか「時間」に対する意識が薄い気がする。今自分がいる会社のように、かなり大きな会社になって、開発スタイルも集団の中で力を発揮するというものになると、周りを見れない奴とか監督の意図を汲めない奴はダメなんじゃなかろうか。開発をどんどん進めていくのはいいけど、それで影響を受ける人がいるってことも忘れないでほしい。無駄になった時間とその分の給料はあなたが払ってくれるのか?と言いたい。
この1週間でなんとなくわかったのは、チームで作業する上で、リーダー経験のある奴がどれだけいるかが成果にものすごく影響するということだ。自分は今webの業界で開発という仕事をしているが、メンバーのリーダー経験が乏しいとまったく上手くいかない。個人のスキルがどんなに高くても。
全員がリーダーの視点でものを考えることができたら、プロジェクトの状況やメンバーの力量を勘案してどういう風に進めればいいか、という議論ができる。単なるメンバーレベルの一段上の階層でものを見ることができる。危なそうな部分は早めに手を打とう、という提案もできるし、皆がそれを理解できる。全員にプロジェクトの管理者という意識があるからだ。でもリーダーという立場にいる人にそういう経験がないとそうはいかない。リーダーの仕事は決断することだっていう意識がないので何も決められない。とりあえず進めて、結局もっと上の人に「こうしろ」と言われるまで続く。いったい何のためのリーダーなのか。
メンバーもメンバーで、リーダーになったことがないとリーダーがどういうことに苦労するのかがわからないので助言もできないし、どう動けばいいかもわからない。そもそもプロジェクトを成功させるためにどう動けばいいか、という発想をしないかもしれない。たとえば飲み会の幹事にしても、日程や店を決める、予約して告知する、お金を集める(傾斜をつけたり)…いろいろなことを考える必要があるが、やったことない人はそれがわからないので勝手なことを言う。でも皆に幹事の経験があれば、自分の日程はすぐ連絡したり、お金は言われなくても事前におつりなしでもってきたりして、飲み会の運営がスムースに進むように協力できる。そうした方がいいという判断ができる。それは飲み会という一つのプロジェクトを成功させるために、個人ができることを「リーダーの立場から」考えられるからだ。それができないとまあ幹事は苦労する。仕事もそう。
自分が30代になったら、そういう人になってはいけない。仮に自分がものすごく開発スキルが上がっていたとしても、そういう人は単純な開発をしていてはいけない。アインシュタインがどんなに計算が早くても、計算は学生にやらせてアインシュタインは理論を考えるべきなのと同じ。開発そのものは若い人に任せていって、もっと設計を詳しくつめたり、若手がスムースに開発できるようなフローをつくってあげたりするべきだ。その方が絶対に会社にも有益だ。若手がどんどんスキルを上げれば皆楽になるのだから。
「仕事」のスキルをもっと高めよう。何をどうすればもっといい仕事ができるのか、現場からもっと感じ取って吸収しよう。
そもそもなぜ急に勤務時間が増えたのかといえば、今参加しているプロジェクトが火の車だからである。なぜ火の車かといえば、プロジェクトがうまく管理できていないからである。管理できていないのは何をするべきかがわかっていないからであり、それはどこまでやれば終わりなのか、どこまで自分たちの行うべき仕事なのかがわかっていないからだと思う。もちろん上の人から見れば違うのかもしれないが、自分からはそう見える。ただ闇雲に目の前の仕事に取り組んでいるだけという状況。自分にとっては技術的なチャレンジがあるので特に文句はないのだが、こういう仕事のやり方しか知らないとかなりまずいと思う。時間に対するコスト意識が足りないのは会社にとってまずい。残業することがデフォルトになっているのは仕事の効率化ができない無能な奴になってしまうんではなかろうか。効率化してもなお終わらない量の仕事があるのなら、今のプロジェクトからは外して別の機会にやるよう働きかける方がいいだろうに。
webに限らず、好きを仕事にしている人は情熱があるものの、「仕事」とか「お金」とか「時間」に対する意識が薄い気がする。今自分がいる会社のように、かなり大きな会社になって、開発スタイルも集団の中で力を発揮するというものになると、周りを見れない奴とか監督の意図を汲めない奴はダメなんじゃなかろうか。開発をどんどん進めていくのはいいけど、それで影響を受ける人がいるってことも忘れないでほしい。無駄になった時間とその分の給料はあなたが払ってくれるのか?と言いたい。
この1週間でなんとなくわかったのは、チームで作業する上で、リーダー経験のある奴がどれだけいるかが成果にものすごく影響するということだ。自分は今webの業界で開発という仕事をしているが、メンバーのリーダー経験が乏しいとまったく上手くいかない。個人のスキルがどんなに高くても。
全員がリーダーの視点でものを考えることができたら、プロジェクトの状況やメンバーの力量を勘案してどういう風に進めればいいか、という議論ができる。単なるメンバーレベルの一段上の階層でものを見ることができる。危なそうな部分は早めに手を打とう、という提案もできるし、皆がそれを理解できる。全員にプロジェクトの管理者という意識があるからだ。でもリーダーという立場にいる人にそういう経験がないとそうはいかない。リーダーの仕事は決断することだっていう意識がないので何も決められない。とりあえず進めて、結局もっと上の人に「こうしろ」と言われるまで続く。いったい何のためのリーダーなのか。
メンバーもメンバーで、リーダーになったことがないとリーダーがどういうことに苦労するのかがわからないので助言もできないし、どう動けばいいかもわからない。そもそもプロジェクトを成功させるためにどう動けばいいか、という発想をしないかもしれない。たとえば飲み会の幹事にしても、日程や店を決める、予約して告知する、お金を集める(傾斜をつけたり)…いろいろなことを考える必要があるが、やったことない人はそれがわからないので勝手なことを言う。でも皆に幹事の経験があれば、自分の日程はすぐ連絡したり、お金は言われなくても事前におつりなしでもってきたりして、飲み会の運営がスムースに進むように協力できる。そうした方がいいという判断ができる。それは飲み会という一つのプロジェクトを成功させるために、個人ができることを「リーダーの立場から」考えられるからだ。それができないとまあ幹事は苦労する。仕事もそう。
自分が30代になったら、そういう人になってはいけない。仮に自分がものすごく開発スキルが上がっていたとしても、そういう人は単純な開発をしていてはいけない。アインシュタインがどんなに計算が早くても、計算は学生にやらせてアインシュタインは理論を考えるべきなのと同じ。開発そのものは若い人に任せていって、もっと設計を詳しくつめたり、若手がスムースに開発できるようなフローをつくってあげたりするべきだ。その方が絶対に会社にも有益だ。若手がどんどんスキルを上げれば皆楽になるのだから。
「仕事」のスキルをもっと高めよう。何をどうすればもっといい仕事ができるのか、現場からもっと感じ取って吸収しよう。
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