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風邪をひいています

せっかくの三連休なのに、NYでわずらった風邪が長引いて結局どこにもでかけられません…どこかでボルダリング初めをしようと思ってたし、なまっているのでランニングも再開しようと思っていたのにかなわなくなりました。来週は定期メンテナンス参加で深夜業務なので、誰かと会うような予定は立てにくい。まあ最悪メンテナンス明けからボルダリング行きます。

ということでこの三連休は読書とeラーニングばっかりでした。eラーニングは昇格要因にもなっているから着実に消化するのは悪くない。でもeラーニングではどうしても限界があるなとも感じます。誰かとディスカッションするか、講師に質問するかしないと上っ面をなぞっているだけな感じがします。しょうがないので今はこれで我慢します。お金を貯めれば院にも行けるのです。

読書は楽天ブックスで注文していた猪瀬直樹さんの本が届いたのでそれを読んでいます。

『日本の近代 猪瀬直樹著作集8 日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦』
『日本の近代 猪瀬直樹著作集12 黒船の世紀 ガイアツと日米未来戦記』

昭和16年夏の敗戦はもう読み終わって、今は黒船の世紀を読み始めたところです。現在の太平洋戦争研究、東条英機研究の主流がどうなのかは知らないのですが、この著作の中では、東条英機内閣は日米開戦を回避するために生まれたとされているのが面白かったです。また、それでも開戦を回避できなかったという事実も。明治憲法下の天皇は絶対であり、その意向が戦争回避なら絶対に実現するのではないか?と思えるのに、そうはならなかったという組織構造が興味深いです。

誰も責任を取ることなく物事が進む組織が存在する、というのが一番の衝撃でした。戦争は独裁者の横暴だけではなく、官僚の事務処理によっても引き起こされるという。そして誰も自覚していない。悪いことではありますが、じゃあどうすれば防げるのか?という問いに対しては、まだ明確な答えが出ていないように思えます。もちろん首脳に大きな責任があるのでしょうが、ふたをあけてみたらその首脳もスケジュールにそって動いていただけだった、というのでは、そいつを排除して終わりですむ問題ではないのでしょう。

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