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メモ

いい話をたくさん聞いたのでまとめておきます。

■自己分析について
自分の弱みは自分でよくわかるけど、強みはわからない。だって人から見てすごい!それは強みだ!と思うところは、自分としては普通にできてしまうこと、当たり前のことだから。意識できない。

■面接について
面接には2種類ある。過去の経験について根掘り葉掘り聞いて、その人がどういう行動特性を持っているのかを知りたいもの。もうひとつは、過去のことは置いておいて、これからこの人はどうなっていくかを知りたいもの。たとえばある課題や質問を投げかけて、その人がどういう反応をするかとか、志望動機を聞くものがそう。企業によってどちらの面接かは違う。

■学生から社会人になって感じたギャップについて
学生のころは仕事ってもっと厳しいものだと思っていたが、入ってみてそうでもないと感じた。しかし何年かして人を切る仕事をして、それだけではいけないことも知った(ガチガチに厳しいわけではないんだけど、ずっとそうしていると切られる立場になってしまう)。

■キャリア形成について
10年ほど働いて考え方が変わった。それまではキャリアは積み重ねていくものだと思っていた。しかし、10年ほど働いてみて、自分が本当に情熱を傾けられるものは何かということがわかってきた。これは好きとは違う。それが見えてくると、単純にスキルや経験をつんで~ということではなく、本当に情熱をもってできることをやっていきたいと思うようになった。

■転職市場における英語力評価について
最低ラインがTOEIC700だが、これは普段の業務では英語は使わず、たまに英語のメールがくる程度のリクアイアメントに該当する。ほしいのは800~850だが、最近はTOEICで英語力を測るのがばからしいと考える会社が増えている。海外経験(海外でビジネスをした経験)が何年あるかが一番大事と考える企業はこれから増える。なのでチャンスがあるなら海外に行くほうがいい。

■安定性について
企業の安定性と職の安定性は違う。

■就職先選びについて
新卒の就職活動だと、会社選びの基準に邪念が入ることが大いにある。それは同期に自慢したいという気持ちが大きい。慶應の内部生は非常に高スペックな学生に分類されるが、就職活動においてはじめて選ばれる立場になり、はじめて自分のスペック以下(と自分や同級生や親が思う)の会社に入る可能性が出てくる。それが就職先選びに大きな影響を与えている。しかし社会人になれば同級生と会うことはほぼなくなるのだから、そういう人たちに自慢するために就職先を選ぶのは不幸になる。

■条件について
企業選びにおいて条件面は大事だが、「給料が高いほうがいいか、低いほうがいいか」という二択には意味がない。高いほうがいいに決まっているから。実際の条件はいくつかの組み合わせになる(給料は高いが休みがない、忙しいが職場の雰囲気がよい、給料は安いが自分の好きな仕事ができる等)ので、そういう条件の組み合わせを考えた上で決めるべき。



他にもいろいろいい話を聞けました。こういう縁は大事にしよう。

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