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英語力

年末年始スペイン旅行は中学からの友人2人と行ったのですが、彼らは帰国子女なので中学の頃から英語はペラペラだったわけです。それを自分も知っていたわけですが、この旅行中彼らが、高校、大学、社会人とそれぞれのフェーズで、自分の英語力をさらに高める努力をしていることを知りました。英会話スクールにいったり、英検のCDを聞きまくったり、英字新聞を読んだり。小学校までしか海外にいなかったレベルではとても仕事で使える英語ではなく、更なる研鑽が必要だということでした。

帰国子女の英語力はそのままじゃ仕事では使えない云々、みたいな話はどこかの記事で読んだり、聞いたりしていることではあったものの、自分の身近な人がそれを克服するために多大な努力をしていることを知ると、尊敬の念どころか恐怖すら感じます。自分が今までやってた努力ってうんこみたいなものじゃないかという。最初の立ち位置が違うとはいえ、会社のスタンスが違うとはいえ、英語努力してるぜ!フォー!みたいな社内の雰囲気もとい、その中で要求スコアを達成した自分に酔っていた感は否めないですね。実際のところ、その英語力で仕事できんのかという。まあできることはできますが、「あのねー、僕ねー」レベルの会話であるわけです。下駄をはかせてもらって勝負しているのです。

もちろん弊社は日本の会社であり、そこから世界に出て行こうというものなので、パートナーになったり傘下に入った会社がジャパニングリッシュに合わせろということは充分できるでしょう。実際世界ではインドとか中国とか日本のカタカナ英語を一生懸命理解する英語ネイティブという構図が既にあるわけで、それを弊社でもやりゃあいいだろってことなんですが。何も一生懸命に帰国子女とか、ネイティブみたいになろうとする必要はねえだろという声が聞こえます。でもこっちだってアメリカのジョークとか歌を理解したいと思ってるわけじゃないっすよ。 あくまで仕事での話。

話が発散してきましたが、言いたいのは、弊社社員が思っている「仕事で必要な英語力」って、実はものすごくレベルが低いのでは?ということです。こっちが知らないだけで、実は陰で外人に多いに笑われているんではなかろうか、と恐ろしくなりました。実際笑われているんだろうけど。

トヨタとかソニーとか、まあ商社とかもそうかもしれないけど、会社として海外と仕事をしてきた経験があると、これから英語力を伸ばさないといけない人が、自分はどのくらいの英語力が必要かってことがわかるんじゃないでしょうかね。上とか見てれば。自分が交渉の席にいればなおわかることでしょう。ああ、このくらいしゃべれないといけないんだ、こういうことは知らないといけないんだ、というのを肌で感じられるという。でも弊社にはあんまりそういう機会がない気がするんですよね。話す相手は既に社内の仲間になっているから、相手も理解しようとしてくれるし、そもそも厳しい交渉とかない。ただのおしゃべりだけなら今の英語力でも全然なんとかなるでしょう。でもそこに壁があるような。。。

まあ会社のせいだという気は一切ないです。 そう思うんなら勝手にやれという姿勢で今年も進みます。少なくとも自分は自分の英語が「私ーそう思うアルヨ!」レベルに聞こえるってことは我慢できません。

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