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GMS ビジネス定量分析DAY4終了

DAY4終了。今回はレポート回でした。設問3つのうち、2つはなんとかやれたけど最後の一番大事なやつが適当になってしまった。マーケのフレームワークをどこで使うべきか?と悩んでしまい、結局ヒントをいかせず終いになってしまったな。周りの方とも話したけど、こういうのの繰り返しから学んでいくしかない。実地で使う機会はいつ来るかわからない以上、シミュレーションで身につけるだけだ。

定量分析とはいっても、やはりそもそものビジネススキルがないとダメだということを痛感しています。特に分析の目的を置いたり、仮説を立てたりするのは定量分析のスキルだけではダメ。今ビッグデータが大流行りで、統計学もアツいと言われているけど、分析のやり方だけいくら詳しくなっても正しい目的、仮説が立てられないと意味がないということ。そしてそれは訓練で身につけるしかない。インターネットやコンピューティングの性能がいくら上がろうと関係ない部分で、そこに人間がいる意味があるっていうことだな。

話は変わって、レポートを書いていると文章力、文章表現というのに気を使わないといけないのですが、改めて日本語表現を高めていかないとやばいなと思っています。今使っている表現って、基本的には大学生までに身につけたものがほとんど。社会人になってからもあるていど身に付いているけど、若い業界だからかわりと業界用語っぽいものがおおく、あまり普遍的な力にはならない。そう言うのばっかり使っていると、知らず知らずの間に自分の感性も低くなって、伝える力だけでなく、感じる力もへぼくなっていく気がする。伝える言葉がへぼければ感じる力も低いと思うので。

というわけで文豪と言われた人の小説も少しずつ読んでいます。斜陽、笑われた子、外科室、桜の樹の下には、どんぐりと山猫、等々。ばらばらなジャンルだけどとにかく時代を生き残った文章から言葉のエッセンスを取り込みたい。今、本当に豊かな日本語をはなせる人が少ないと思う。それはもう、どれだけ表現を知っているかにかかっていて、そのためには地道なインプットしか方法はない。英語のスピーチだって古典やラテン語からの引用が多いが、日本語であまり意識されないのが不思議だ。何かを言いたいとき、どれだけ引き出しがあるかどうか。別に資格があるわけではないけど、自分は豊かな日本語をはなせる人間でいたい。

周りに外国人が増えた環境にいるとそんなことを考えます。何も意識しないとほんとにひどいことになる。

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クリシンのDay5が終了。Day4のレポートを振り返ってみると、自分の考え方にいくつか欠点があるので備忘録として書き残しておこう。かなり簡略化しています。 ■間違えたこと(勘違い、思い込み) 具体策まで提案するんだと思っていたこと ■ できなかったこと 社長は何を知りたいか?という視点 社長のものごとの判断軸 ■なぜできなかったのか? 社長への提案=ビジネスプランみたいなものだと思っていたから(それしか知らなかった) 情報から何が言えるかを考えて、まず枠組みから考えることをしなかったから(ダメダメ) 社長がどういう判断軸で物事を決めていくのか、というのがわからないから(経験不足?) 社会人生活も3年目に突入したわけですが、仕事も割とできるようになったかと思ってきたわけですが、社長視点でものを考えたことなんてなく(やってたつもりでもしょせんは床屋談義の域を出ない)、それがダイレクトに結果に現れている、という気がします。社長はおろか課長とも一緒に仕事なんてしないので、どういう判断軸で仕事をしているかなんてわかりようがない。自分の職種が技術系というのも関係しているのかもしれませんが、それにしたって経営スキルというか、このへんに鼻が利かないというか、力不足に打ちのめされるばかりです。。 でもこれはある意味で仕方なのないことだ。こういう打ちのめされる経験をするためにお金を払ったようなものなんだから。ここから努力して力をつけていけばいい。会社で経験積んで〜なんて悠長なこと言ってられないからね(そもそも待てない)。 ところでこれは完全に個人的な感想なんだけど、プログラミングってそんなにクリエイティブな仕事かな。ザッカーバーグはfacebookをクリエイトしたけど、大事なのはfacebookという製品と仕組み(友達の交際関係が見られるとか…映画であったよね)であって、中のコードじゃないはず。使う人は中のコードがきれいかどうかとか、どういう開発スタイルでつくられたかなんて気にしないわけだし。webサービスはアートだとは思うけど、大事なのは外面で中身じゃない。だから中身については徹底的に効率よくつくることさえできればいいんじゃないかと思うんだが。。それをクリエイティブとか言うんだったらミスリードな気がするな。

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