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週末観た映画

この週末はいろいろ映画を観ていました。せっかく楽しい映画を観ているのに、どうもまっすぐに映画を観ることができなくなっていていろいろ考えてしまう。社会人になって、ものをつくる仕事をしていて、映画を観ていてもそれを作った人たちに思いを馳せる用になっているからだと思います。この週末に観たのは以下順不同。

 言の葉の庭
リリイ・シュシュのすべて
ピンポン(3回目だった)
特攻大作戦
セックスと嘘とビデオテープ
日本の一番長い日

日本の一番長い日、特攻大作戦、セックスと嘘とビデオテープ、は面白かった。一度も早送りしなかった。ピンポンは3回観て3回とも早送りしてしまった。リリイも部分的に飛ばした。言の葉の庭は短いので飛ばさなかったけど、最後は吹き出してしまった。自分も似たような経験をしているから、もっと感情移入してもいいはずなんだけどね。

古いものから新しいものまで、実写からアニメまで、邦画から洋画まで、だいたい網羅してみたけど、映画って何だろうという風に思いながら観てました。45分しかないアニメと、2時間半もあるモノクロ映像が同じ映画として扱われているけど、同じカテゴリーに入るんだろうか。映画ってどうすれば映画になるんだろうか。映画館で上映されれば映画なんだろうか。答えは当然ながら持っていないけど、映画監督はその答えを探しているはず。今、なぜ映画というフォーマットで映像を作る必要があるのか。それは映画を仕事にしていない人にも突きつけられた問いでもあるはず。スティーブン・ソダーバーグはカンヌで賞をとったのに今は映画を撮れていない。アルドリッチはこつこつ秀作をとり続けられた、とかいうことは、普通の会社員にも当てはまるんだろうな。

日本の一番長い日は、もう迫力がすごい。戦闘シーンはほとんどないのに迫力がある。あれはなぜなんだろう。軍服の汗染みとか、天本英世の振り切った役柄とか、ディテールが納得させるということもあるんだろうけど。あの説得力はなんなんだろう。

しかしあれを観て、ああ、今の戦争アニメって、昔の戦争映画は一切観ていないんだなというのがよくわかった。ガンダムを参考にしているんだわ。おもちゃの戦争を模倣してる。軍服の汗染みとか、森師団長に発砲したあとの少佐の震えとか、そういうのが画面に出ていないんだ。ガンダムだと白兵戦もあったんだけどね。ランバ・ラルとかね。

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