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EOH リーダーシップと人材マネジメント基礎Day2 など

この10月からEOHを受講しています。私がリーダーになっているわけではないですが、それっぽい働きをしないといけないし、理論的なところを知っておいて損はないと思い受講を決めました。今日でDay2でしたが、なんというか、上司ってやることがたくさんありますね。。。弊社の上司たちは、自部署以外はわかりませんが、かなり訓練された上司が多い印象です。下の人間がばしばし辞めるからかもしれませんが、ある意味で上司として鍛えられる職場なのかもしれません。

今日のメインテーマの一つとして、個人のキャリアがありました。ある異動をもとにキャリアの危機を迎えた人がいて、その人はどうすべきか?というもの。クビ切り役は辛いです。自分がやりたかった仕事じゃない、こんなことをするために入ったわけじゃない。ありそうなシチュエーションです。しかし、じゃああんたがやりたかった仕事って何ですか?という風に思いました。そして自分にそういうのがあるのかよ?ということも。

社命だから異動を断ることはできない、というけど、断ることはできます。クビになるかもしれないだけで。でもじゃあ、クビが嫌で異動は全て受け入れて、その結果不本意な仕事をやるはめになって苦悩するって、仕方ないんじゃないのかと思いました。やりたい仕事をやる、ということと、クビにならない、というのはトレードオフになることもあって、もしどちらかをとるかということになった場合、どっちをとるか腹は決まってる?というのが大事なんだろうなあと。そりゃ今のご時世、簡単に正社員の地位を捨てるなんて頭がおかしいとは思いますが、そういう選択をしたことで、どういう結果を受け入れることになるのかというのがわかってないと後で困るってことなんでしょう。

城繁之さんのブログで紹介された、半沢直樹の大ヒットの理由として、「バブルの頃までは当たり前だった夢(島耕作のような)がなくなって単身赴任とか超過残業などのリアルだけが残った終身雇用の世の中で奮闘するヒーローだから」というのがありました。終身雇用を維持し、定年も延長しないといけない会社で最後まで働こうと思ったら近藤君みたいになるんだということ。でもそれだって、本人が選んでいるんだろ?という話。だって世の中には正社員になれないでバイトで生きてる人もたくさんいるんだから。そうはなりたくない。正社員で一生暮らしたい。でも難しいこと考えたくないし、それなりにいい暮らしができればいいやと思ったら、それを実現する代わりに引き受けなきゃいけないことだってありますよっていうだけの話なのに、なにをそんなに深刻に考えているんだ?と、今日の2つ目のケースを読んでて思いました。まあ自分がもし入社当時の恩人を切れと言われたら、そりゃあ苦しいでしょうけど。

城繁之さんのメルマガから小説になった「それゆけ 連合ユニオンズ」というのが、まさに今日のキャリアの話を解説しているようで再度読み返しました。
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「言われたことをやるだけの仕事は楽だが、ある日突然不条理な仕事を押し付けられることがある」っていうまとめがあって、ああ、まさに今日のケースだと思いました。会社に自分の残り人生全部を賭けてるわけだから、そりゃあ断れないし、利用される。就職を終身刑とか言う学生もいたけど、まあたしかに終身刑っちゃあそうなんだけど、たぶん君たちが終身刑といって想像しているようなものじゃないぜ!と言いたい。実はその表現ってめちゃくちゃ甘いですよね。実際は、ものすごい安定しているから!というふれこみで信用した投資信託に、全財産ぶっこんでるみたいなイメージでしょうか。

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