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2013年の振り返りと、EOH Day6まで終わってましたということと。

2013年もとっくに終わっていて、EOHも既に最終回を迎えていました。去年の10月から受講していたのですが、正直な感想として、ちょっと早かったという気がしています。知識として持っていることに意味はあるけど、あまりにも実感がわかなすぎた。これは授業のせいではなく、自分の立場の問題だったので、今後自分の立場が変われば役に立つことでしょう。知っているだけで意味のあるものもあるわけだし。

2013年が終わり、既に2014年も1月が終わっていますが、2013年は特に後半、いろいろ考えた年だったと思います。前半も忙しさはありましたが、そこそこ結果も出て評価もついてきました。でも後半、自分の手に余ることがあったことや、会社のイベント的なことに参加したことで、自分の今後についてそろそろ考える節目に来たのではとぼんやり思うようになりました。そして年が明け、その思いはだんだんはっきりとしてきました。

今の自分はアプリエンジニアですが、兼務としてインフラエンジニア的な仕事もしていて、去年からはずっとインフラの仕事がメインになっていました。ただ、作業をするわけではなくとりまとめ、設計などをやるという感じで、コードを書いたりコマンドを打ったりするわけではないです。去年後半は結構複雑なシステムを構築しようということになり、自部署の担当として関係部署とあれこれやっていましたが、正直自分の理解を超え、他の仕事も積み上がる中で溢れ、今思えば破綻した状態になってしまいました。理解できていないから今までしなかったケアレスミスが重なり、だんだんミスが怖くなって確認や報告もできなくなり、悪いスパイラルに陥っていました。この仕事に時間を割かなくなっていき、目を向けないようになっていました。他の仕事も全部こんな風になったというわけではないのですが、これだけは完全に失敗してしまいました。普通に考えれば、ここから反省して次しないようにすればいいじゃん、ということになるんですが、最近上長と面談して改めてこの仕事を振り返った結果、思った以上に打ちのめされていたんだなと思いました。次にこのような仕事が来たとして、「よし、今度はちゃんとやってやろう」という風に挑戦する気持ちになれるか自信がない、という感じ。

話は変わって、去年後半に一ついいことがありました。業務とは関係なく社内イベントでちょっと目立つ役をもらい、まあ自分としては大学体育会時代の経験をいかして普通にやったという感じなのですが、周りから大いにウケて評価してもらったということがありました。その直後は、「へえ、そんなもんか。意外と評判がいいんだな。」くらいにしか思っていなかったのですが、上記の打ちのめされたことを反芻していく中で、「自分ができることをもっと活かしてこの先やっていった方がいいのではないか?」と思うようになりました。たいした努力もなく会社で一番になれる力があるのなら、そこで戦うべきじゃないのかと。死ぬ思いして努力してもグループで3番くらいにしかなれないことをいつまでやるのかと。

自分はプロの職業人であるのだから、努力そのものに給料が払われるのではなく、結果、アウトプットに給料が払われる。だったら、アウトプットが出せる仕事をする、というのも一つの選択肢だと思うようになりました。今アウトプットが出せていないからがんばる、というのも考え方の一つだけど、いつまでがんばるのか、がんばれば出せるようになるのか、というのは上司もわからない。

「私はもうダメです。この立場ではもうやっていけません。」と言うことに等しいけど、別に仕事は自分の人間性を高めるためにやっているわけではない。ただ、自分自身が4年目という早い時期に、そういう壁にぶつかるとは思ってもみなかった、というのが正直なところです。

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