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プロ野球を仕事にするために

なりたい自分を明確にイメージしていれば、将来それに近づけるチャンスに気づくことができると人から聞いた。では、自分が将来なりたい自分というのはどういうものだろうというのを考えてみると、漠然としている。今年、これまでと比べてかなりプロ野球の試合を観に行くようになって、やはり野球、特にプロ野球を仕事にしたいという思いが強くなってきた。では、将来自分がプロ野球に関わることなんてできるのだろうか。できるとしても、どういう形で関われるのだろうか。と、いうことを考え出した。

横浜DeNAベイスターズの求人を見ると、いくつか出ている。イベント企画だったり商品企画だったり、エンジニアだったり。エンジニアなら今の仕事の延長上にあるので、チャンスはある。ただし、プロ野球球団のエンジニアに自分はなりたいのか?というところが問題だ。自分はプロ野球球団を強くしたり、もっと収益をあげられるような集団にしたいとは思っているが、そういう道に通じているかどうか、が問題だ。ベイスターズのアプリを開発運用することが、そこにつながるだろうか?

とりあえず求人サイトに登録してみると、自分の経歴を書くことになるわけだが、スカウントが来るのはやはり自分のエンジニアとしての経歴について。世の中的にエンジニアが足りていないというのもあるので、それはわからないでもないが、自分がそういう求人に応募して内定が取れたとして、「プロ野球に関わる」「強くしたり、儲かる仕事にする」というところには行き着かない気がする。特に、エンジニアで応募してずっとエンジニアという場合は。エンジニアは技術職なので一生食えそうな気はするけども。

同期とも話していて、自分が思うITのイメージは道具だと改めて感じた。何かのビジネスを改善したり、改革したりするための道具。そのために使いたい。ITの技術そのものをやりたい人もいるが、自分はそうではないと感じる。まあ、今の会社がそもそもITを使って何かする会社ということもあるが、そういうイメージだ。で、今は金融系の仕事をしている。業種は企画。少しプロマネ。ここからどうやって野球につながっていけるか。

直接は難しいのかもしれない。どこかでワンクッションおいて、野球にジャンプする必要があるのかも。たとえばコンサルを挟むとか。もしくは今の企画という仕事をもう少しして、企画 、マーケティングメインで働く会社に行くとか。金融でエンジニアライクなしごとをしている人が、まあいきなり野球にいくことはないだろう。

あと問題なのは、自分は本当に野球にいって後悔しないかということだ。野球は好きだが、野球はずっと野球のままだろう。これから何年たっても。でもwebとかITの世界はこれからもっとわけのわからない、想像できない世界がやってくるかもしれない。そこに未練はないか?という問題。まあ、少しある。でも、エンジニアやめるときもそうだったな。そして、エンジニアやめた今の方が勉強している。それを証明することがまだできていないけど。

まあでも、シェアリングエコノミーとかってまさにその業界知らないとできないことだしな。今後、ますますプログラミングじたいがしなくていい方向に進むだろうし、ちょっとずつexitできるように考えた方がいいかもしれない。

アクセンチュア出身者はなんだかんだ重宝されてるしな。

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