『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』と『イノセンス』をものすごく久しぶりに観た。
社会人になってからは初めて観たかもしれない。およそ6年ぶりくらいだろうか。学生時代はセリフを覚えるくらい見たが、どちらも10年以上前の映画であるのに、(個人的な思い入れもあるだろうが)全く古くなっていない。CGなんかは今の方がきれいになっていたりするんだろうが、映画としての構造がしっかりしていると感じた。
個人的には『イノセンス』の方が好みだな。押井守が好きということもあり、漫画の攻殻を踏襲した前作より、押井節がさく裂した『イノセンス』の方が好き。少佐のキャラクターにあまり思い入れがないし、男の立場からするとバトーとトグサが主役の後者の方がいい感じ。
二人が電脳を通じて検索した格言なんかを言い合うシーンなんかは、ここ最近のSNSにおけるシェア、リツイートの習慣を踏まえると、なんとまあ時代を先取りしていたのだろうと思う。
自分のオリジナルの言葉なんかいらない。何を引っ張ってくるかでその人の言いたいことは表現できるというのは。それをやっているのがほぼサイボーグであるバトーっていうのもね。体もつくりもの、言葉も誰かが昔言ったものという。で、そういう悩みから解放されているのが神と人形と動物っていうことなんだな。
社会人になってからは初めて観たかもしれない。およそ6年ぶりくらいだろうか。学生時代はセリフを覚えるくらい見たが、どちらも10年以上前の映画であるのに、(個人的な思い入れもあるだろうが)全く古くなっていない。CGなんかは今の方がきれいになっていたりするんだろうが、映画としての構造がしっかりしていると感じた。
個人的には『イノセンス』の方が好みだな。押井守が好きということもあり、漫画の攻殻を踏襲した前作より、押井節がさく裂した『イノセンス』の方が好き。少佐のキャラクターにあまり思い入れがないし、男の立場からするとバトーとトグサが主役の後者の方がいい感じ。
二人が電脳を通じて検索した格言なんかを言い合うシーンなんかは、ここ最近のSNSにおけるシェア、リツイートの習慣を踏まえると、なんとまあ時代を先取りしていたのだろうと思う。
自分のオリジナルの言葉なんかいらない。何を引っ張ってくるかでその人の言いたいことは表現できるというのは。それをやっているのがほぼサイボーグであるバトーっていうのもね。体もつくりもの、言葉も誰かが昔言ったものという。で、そういう悩みから解放されているのが神と人形と動物っていうことなんだな。
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