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GMS アカウンティング基礎Day2終了

GMSアカウンティング基礎Day2まで終了。Day2ではP/LとC/Sについて学んだ。
B/SとP/Lって何が違うんだ?というレベルだった頃から比べると、どっちが何を示したものかわかったのは目に見える進歩。普段の業務でB/SとかP/Lを見ることはないのだが、会計系を知っておくことはビジネスマンとしての基礎として必須だろう。ただ、今の会社で6年も仕事していると、厳密な会計の知識はなくても会計的な共有はかなりされるので、結構基礎的なところはできているのかな、と思った。

2回の授業を終えて感じるのが、経営ってやっぱりアートだなということ。美しいということではなくて、過去の正しさの延長線上にないという意味で。印象派やモダニズムと同じで、出た当時は批判をされるものの、当事者には確固たる意志・狙いがあり、活動することによって価値を証明していくという。特に最近勃興している新興市場なんて、ネットサービスとかアプリなんかはお客のニーズなんかないわけだ。市場調査なんかしてもパズドラ・ポケモンGoは出てこない。そして、その戦略を考えるにしたって大赤字でもいいからお客を取れなんていうのはごく最近のセオリーだ。アマゾン、Facebookなんかがそれを証明した。
その割に、新規サービスを起ち上げようとする部署でコンサル・MBA出身者をやたらと雇っているのはなんでだろう。もちろん、何も持っていない人よりそういう人のほうができそうなのはわかる。でもMBAとかコンサルって、新規事業の専門家ではないじゃん。管理する人じゃん。あとはハードワークに耐えられる人というか。セオリーとかフレームワークを知っているので速さはあると思うけど、その枠から全く外れない傾向が多い気がする。個人として、お前はどう考えるのかというのを負荷高く考え続けてないと、強いサービスなんて生まれないわやっぱり。そこに理屈なんてないわ。あとから周りを説得して既成事実にするのだ。

グロービスでGMS取ってる自分がいうのもなんだが、あえてMBAまで取ろうとは(今は)思わないな。
MBAに限らず、周囲には社会人になってから大学院に入りなおす人は多いが、2年か…。なんていうか、その2年でどっかベンチャーにでも行った方がいいんじゃない?と思う。特に海外の大学院いってる人は、その次のキャリアを考えているんだろうけど、普通に金もらいながら奮闘する方がいいんでないかね。結局新興企業に来るんなら。もちろん業界によっては学校出たほうがいいんだろうし、新興企業の経営レベルが低いっていうのは間違いないが。

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