専門知識をつけていくというのはもちろんだがインターネット業界における仕事とは何か?
黒木亮さんの国際金融・シンジケートローンの世界においては、仕事とは交渉である、という感じ。インターネット・webの世界における仕事には、交渉もある。しかしそれだけではない。
国際金融においては、どうやってローンを組むかという手段は限られている。商品開発の人たちはいるものの。
インターネットの場合、仕事の取り方が違うかも。国際金融の場合、発注する人が居て、それを取りに行く形になる。受託なのだ。インターネットの場合はやっぱりものづくり。自分たちでサービスをつくる。なので大きなロジックとしては、製造業のロジックに近いはず。そして売るところも自分たちでやるから、販売業・サービス業のロジックもある。交渉、というのはあまりないかも。どうやってつくり、どうやって売るか。
しかしソフトウェアの古参に言わせると、ソフトウェア開発はいわゆる製造業とは違うらしい。開発において、作ってみないとわからないことが多いと。いわゆるウォーターフォール的なやり方はうまくいかないと。つくりながら考えるのが一番いいんだと。しかし、ソフトウェア開発における不確実性っていったいなんなんだ。つくってみないとわからない、というのは、具体的に何がわかっていないのだろう。売れるかどうかわからない、というのはその通りだろう。しかしそれは製造業も一緒だ。受注製品でない限り。車だって、フェラーリでもない限り作った分がかならず売れるわけではない。webサービスの場合は出した後で改善が容易だという違いはあるが、そこが問題なわけではないだろう。
うまく言えないが、ソフトウェアやwebサービス開発における不確実性というのは、製品がのっかるプラットフォーム・基盤そのものがどんどん変化していくというところから来るのではないかと思う。自動車の場合、車のエンジンはどんどん進歩していくものの、道路はずっと変わらない。しかしwebサービスの場合、自動車における道路にあたるものがものすごいスピードで変化していく。1年前まではアスファルトだったのが、次は芝になり、氷になり、、というくらいの変化。その上、制限速度も変わる、道路交通法もどんどん変わる、みたいなイメージなのか。それに加えて、自動車を構成する部品の進歩スピードも早いと。
こういう業界で主導権を握るために、もっとも手っ取り早いのは道路を作る側にいくことなんだろう。
自分たちがルールを決める側に行く。そうでないと、資金力をバックにした消耗戦にしかならないのではと思う。こうすれば勝てる、というのはない。こうしたら負ける、というのは見えていても。
手さぐりで進むしかないのか。
こう考えると、昔のコンサルとか国際金融、商社の世界はやっぱりシンプルだったんだろうな。
わかりやすい。難しく考えなくてもよかった。正しいか、正しくないか、だけが判断軸だったのだろう。今は正しいことなんてない。
黒木亮さんの国際金融・シンジケートローンの世界においては、仕事とは交渉である、という感じ。インターネット・webの世界における仕事には、交渉もある。しかしそれだけではない。
国際金融においては、どうやってローンを組むかという手段は限られている。商品開発の人たちはいるものの。
インターネットの場合、仕事の取り方が違うかも。国際金融の場合、発注する人が居て、それを取りに行く形になる。受託なのだ。インターネットの場合はやっぱりものづくり。自分たちでサービスをつくる。なので大きなロジックとしては、製造業のロジックに近いはず。そして売るところも自分たちでやるから、販売業・サービス業のロジックもある。交渉、というのはあまりないかも。どうやってつくり、どうやって売るか。
しかしソフトウェアの古参に言わせると、ソフトウェア開発はいわゆる製造業とは違うらしい。開発において、作ってみないとわからないことが多いと。いわゆるウォーターフォール的なやり方はうまくいかないと。つくりながら考えるのが一番いいんだと。しかし、ソフトウェア開発における不確実性っていったいなんなんだ。つくってみないとわからない、というのは、具体的に何がわかっていないのだろう。売れるかどうかわからない、というのはその通りだろう。しかしそれは製造業も一緒だ。受注製品でない限り。車だって、フェラーリでもない限り作った分がかならず売れるわけではない。webサービスの場合は出した後で改善が容易だという違いはあるが、そこが問題なわけではないだろう。
うまく言えないが、ソフトウェアやwebサービス開発における不確実性というのは、製品がのっかるプラットフォーム・基盤そのものがどんどん変化していくというところから来るのではないかと思う。自動車の場合、車のエンジンはどんどん進歩していくものの、道路はずっと変わらない。しかしwebサービスの場合、自動車における道路にあたるものがものすごいスピードで変化していく。1年前まではアスファルトだったのが、次は芝になり、氷になり、、というくらいの変化。その上、制限速度も変わる、道路交通法もどんどん変わる、みたいなイメージなのか。それに加えて、自動車を構成する部品の進歩スピードも早いと。
こういう業界で主導権を握るために、もっとも手っ取り早いのは道路を作る側にいくことなんだろう。
自分たちがルールを決める側に行く。そうでないと、資金力をバックにした消耗戦にしかならないのではと思う。こうすれば勝てる、というのはない。こうしたら負ける、というのは見えていても。
手さぐりで進むしかないのか。
こう考えると、昔のコンサルとか国際金融、商社の世界はやっぱりシンプルだったんだろうな。
わかりやすい。難しく考えなくてもよかった。正しいか、正しくないか、だけが判断軸だったのだろう。今は正しいことなんてない。
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