次の職場で働き始めるにあたって、今一度、なぜ自分が転職しようと思ったか、次の職場で何を得ようと思っているのかを書き残しておきたい。道に迷った時に、自分はここに何を求めてきたのかがはっきりしていれば、その先を示す道標になると思うので。
自分が転職しようと思った理由はいくつかある。大きく分けると2つになりそう。
・裁量の拡大
・待遇の向上
裁量の拡大は、自分の権限でできることが増えるイメージ。承認を取るために待ったり、最終判断を誰かに委ねたりというのが今より減ることを目指した。自分でこれをしたい、すべきだ、と思った時、今以上に実行できる環境で働きたいと思った。そうやって自分主体で動いて結果を受け止め改善して、というのを繰り返していかないと、「お前で全部やれ。好きなようにやっていいから。」という場所で何もできないなという危機感を覚えたため。自分はそういう環境で働きたいと思っていたにも関わらず、そうなったら動けない人間担っている気がした。
待遇の向上は、給料のアップに加え、将来的にマネージャーなどリーダー職になれるかどうか、そういう経験を積んでいくチャンスがあるか、ということ。自分がマネジメントを極めていき、強みにしたいと思っているので、そういうチャンスかオファーがあるところに行きたいと思った。
1年後に振り返って、これが順調かどうか確認しよう。
こういうものの考え方って、プロスポーツ選手に近いなとつくづく思う。FA宣言する野球選手なんかこういうことをやっているんだよね。他球団の評価を聞いてみたい、自分を欲しいと言ってくれる球団でやりたい、くらいしかいわないが、その中身は
・もっと給料が欲しい
・長期契約が欲しい
・優勝できる球団でやりたい
・レギュラーないし、使われる可能性が高い球団でやりたい
・MLBなど、高いレベルで力を試したい
などだろう。転職する社会人とそう変わるものではない気がする。自分の力をもっと試したい、高めたいというものと、給料アップや長期契約などの待遇面と。プロスポーツ選手なんて10年未満で一生分稼がないといけないんだから、そりゃ真剣になるわ。自分はどうだったろう。そこまでじゃなかった気がする。
これからはもっと稼ぎたいと言うようにしたいし、いくら欲しいか、今の自分はいくらの人間だと思うか、というのはちゃんと意識しておきたい。今回オファーをうけた金額は自分に見合っていると思うけど、それ以上の結果を出して早く昇格昇級していきたい。
藤沢数希の本で藤沢さんが最初の転職時にエージェントに言われた「藤沢さん、いいかげんにしろ。これまで会社があなたに払った給料が、あなたの評価なんだ。Too little, too lateなんだよ。」という言葉を昨年はやたらと思い出した。陰ながら評価はしてもらっていたとは思うが、もっと高い評価をくれるところに行った方がなんだかんかいいと信じてやろう。うちにいろというのなら、なんでその給料のままなんすか、という感じだし。辞めると言ってから給料上がるんなら、なんで今まであげてくれなかったんですか、と思う(いつかの中日みたいだな)。高い金もらうんだからその分要求は高くなるが、それがプロの生き方だ。働いた分だけ給料をもらう。
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