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もう2ヶ月、そして明日結婚する

転職して2ヶ月が経つ。予想以上に戸惑っている自分がいる。システム企画という立場で入ったものの、予想以上にちゃんと企画屋にならないと評価されない場所だというギャップが原因だろう。やはり自分の中にどこかで"システム"企画で入ったという意識があったのだろう。ちゃんと分析して提案しないと評価されない。本当に、広告代理店のプランナーみたいなものだ。本とか雑誌とか読んでイメージつけてこういう風に動いていけるようにならないとな。蔦屋書店に入り浸るか。

なんだかんだ、前の仕事はシステム屋だった。上流工程に関わっているとはいえ、やはり「どうつくるか」を考えるのがメインだった。新規案件だったり急な案件だったりの要件を整えてはめ込んでいくのは、まあ楽しいと感じていたのかなー。ここらへんの感情はおいおいちゃんと振り返る必要がありそう。当時はなんとも思っていなかったけど。でも、こういうことも転職してはじめてわかったことだ。前職にいてうだうだしてるだけじゃ絶対にわからないことだろう。無駄に企画職に憧れを持ち続けたかもしれない。そういう意味じゃ、20代最後のタイミングでポジションチェンジできたのはラッキーだと思うしかない。今はトレーニング中心の実践大学院に入ったと思って、いろいろチャレンジしよう。長くいないと思えば苦にもなるまい。

そんなことをしている間にいよいよ明日が結婚式になった。あっという間だった。準備している間に転職があり、奥さんの仕事でのドタバタもあり、いろいろしている間にその日がきた感じ。まだ実感がわかない、というのが正直なところ。明日がまだきて欲しくない。これだけ準備してきたのがもうあと1日で終わってしまうのか…という残念さ。でもわざわざきてくれる人たちには早く会いたい。

奥さんと暮らし始めてもう1年くらいになるので、新生活が始まるという実感は正直ない。ただ、ここまでの1年で、家庭を維持し発展させるというのはとんでもなく難しいことだと感じている。途中でやめてしまうひともいるけど、深めていこうとするには想像以上のエネルギーがいる。テクニックも根気もいる。ぶつかればいい!というわけではなく、あの手この手、手練手管、そういうのも駆使しないといけないんだなと思った。清濁併せ吞むじゃないけど、綺麗事じゃない。

こんなこと書くとそんなに苦しいんだったらやめてしまえよ!と言われそうだけど、苦しいとか嫌なわけじゃないんだよな。難しさを感じているだけで。その難しさも、これまで自分がやってきた人間関係の維持方法とは全く異なるからなんだろう。まさに転職して新しい会社の作法に戸惑っているのと同じ。作法が違うのだ。奥さんのことは大好きで、これからもっと仲良くなっていきたいし、夫婦でもっといろいろな思い出をつくりたい。ただ、そのためのもっといい方法を自分は発見していかないといけない、ということ。

家庭でも仕事でもこれからチャレンジが絶えない。でも守るべきもの、この人のために頑張りたいというのができた自分は幸せだと思う。自分のためだけに死ぬ気で生きられないと感じた。頑張ろう。とりあえず明日が無事にきてくれますように。

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