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ジリジリした日々が続く

この2ヶ月は自分の強みとかバリューとかを全然出せずに終わった。まあ積極的に出そうとしたのか?と言われると結構様子見しちゃったなーと思うし、しょうがない面はある。何がしょうがないって、強みがわからないと言われて、じゃあ全力で出そうとしてたのかと言われたらそうも言えないというところが。イチローさんは準備は言い訳を排除するためにやっていると言っているが、そういう意味だと言い訳の余地をとんでもなく残してしまっている。この会社の流儀をまず見極めたいなと思っていたのだが、2ヶ月たって考えてみると、どうもそんなものはないらしい。本当にないらしい。他にも色々と「え?」と思うことはあるものの、それでもなんというか吹っ切れたというか、こういう中でやっていくしかないなという腹が徐々に決まってきたところ。まえの部署では結局自分の強みを磨き切る前にやめちゃったとも言える。スーパースターには「素直」なのは強みと言われたな。新人みたいだが。なんとなくだけど、結局まっすぐさと素直さで相手に入り込み、Yesと言わせるっていうことに自分の活路を見出すしかない気はする。

トップダウンの意思決定とか、思考がない場所なので、どこかで「あるべき姿」が明確にあるもんだと思っていたけど、まあ一応はあるのだが(コーポレートミッションとか)個人が勝手に解釈している感じ。経営陣で全社戦略が決まってもあまり現場まで降りて来ず、GM(課長級)の解釈とか判断がかなり入ってくる。そもそも経営陣の言葉を現場がダイレクトに聞くことがほぼない。ものすごい違和感があったのがそこで「あんたの考えじゃなくて、社長とか経営陣はどう考えてるんだよ?」て思ったこと多数。でもここでは社長は本当に神輿というか、御神体というか、担がれてるだけって感じ。いるだけ。現場を制さないといけないというところらしい。ものすごーく違和感はあるし、ガバナンス的にどうなの?とは思うものの、ここにフィットしないとやっていけない。

あとはまだできて数年の会社ということもあり、リーダー以上にピープルマネジメントの考えとかスキルがあまりないということもわかった。放置プレーは当たり前。使える資料とかもDIYとか当事者意識を隠れ蓑に何もしない感じ。最低限はくれよ...あんたも中途で入ったんだからと思うけど、俺も苦労したからお前もしろ、ということらしい。ここらへんはドメスティックだなと思う。

話は変わってLALALANDを見てきた。なんか悪評も聞いていたけど、見てみたら思ったより全然楽しくていい映画だった。もっと気持ち悪い感じかと思ったけど、ほろ苦いところもあり。最後の妄想シーンはどうなの?と思ったけど、まああれでいいのかな。

ハリウッドだからということもあるけど、アメリカでも夢(仕事)の実現と愛の実現はトレードオフになっちゃうのかなーということで、そういう話が受けるというのは面白いなと思った。好きになった男女の未来、自分の理想の音楽と実際に売れる音楽とのギャップ、憧れの女優という職業と一人芝居という別の表現とのギャップ、みたいな。トレードオフに溢れた映画で、仕事の話として見ても面白いなと思った。

ケチつけるわけじゃないけど、エマストーン演じる女性は恋愛面に関してはかなりグズグズというか、流されるタイプなのねと思いながら見てた。グレッグとなんで付き合ってるねん!と思ったし、セブと別れた?あとですぐ結婚してたし。編集でカットされたのだと思うけど、セブとちゃんと別れたんか?という風にも感じたし。それでも全体的にすごい面白い映画だった。

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