企画、アイディア出しを科学しようと思って、会社にある企画系の本をたくさん読んでいる。日本で企画・アイディア系の本を見ると、広告代理店だったりそこから独立したクリエイターだったり、ゲーム会社の人だったり漫画家?作家だったりする。これらの人が出している本のプラクティスって、アジャイルとかリーンの文脈でいうと、UIUXの改善みたいな粒度の話かもしれないなーと思ってきた。
彼らは何の専門家なのか?というと、人が何を面白いと感じるか、面白がらせる仕掛けは何か、そういうことの専門家なんだなと思う。特にゲーム会社とか広告代理店は。それは人間の感情の専門家とも言えるけど非常に限られた領域で、しかも瞬発的な感情を専門にしている。なので大ヒットの企画術〜みたいな本がたくさんあるけど、たとえばおそ松さんなんかもたしかにヒットには企画術があったのだと思うが、そもそもおそ松くんという本ネタがあり、アニメという土壌で勝負するという従来からあるビジネスモデルの上で勝負するとなると、新しい戦略を立案するとかそういうレベルの話では全然ない。あくまでも、このページでのCVRをどうあげればいいか?みたいな粒度の話なんだなと。
おそ松さんにしろ、ジョージアのCMにしろ、アニメ、CMという大昔からある土俵からは一歩も出ていない。でもITで勝負している我々にしてみれば、そもそも土俵を変えるという勝負を日々しているわけなので、だからこのレベルの企画術で求める粒度のアイディアが出る気がしないんだなーと思った。
だからなのか、P&Gの音部さんが出した『なぜ戦略で差がつくのか』みたいな、経営戦略の本の方がすっと入ってくる。このレベルで物を考えられないといけないんだな。システム企画とはいえ。
彼らは何の専門家なのか?というと、人が何を面白いと感じるか、面白がらせる仕掛けは何か、そういうことの専門家なんだなと思う。特にゲーム会社とか広告代理店は。それは人間の感情の専門家とも言えるけど非常に限られた領域で、しかも瞬発的な感情を専門にしている。なので大ヒットの企画術〜みたいな本がたくさんあるけど、たとえばおそ松さんなんかもたしかにヒットには企画術があったのだと思うが、そもそもおそ松くんという本ネタがあり、アニメという土壌で勝負するという従来からあるビジネスモデルの上で勝負するとなると、新しい戦略を立案するとかそういうレベルの話では全然ない。あくまでも、このページでのCVRをどうあげればいいか?みたいな粒度の話なんだなと。
おそ松さんにしろ、ジョージアのCMにしろ、アニメ、CMという大昔からある土俵からは一歩も出ていない。でもITで勝負している我々にしてみれば、そもそも土俵を変えるという勝負を日々しているわけなので、だからこのレベルの企画術で求める粒度のアイディアが出る気がしないんだなーと思った。
だからなのか、P&Gの音部さんが出した『なぜ戦略で差がつくのか』みたいな、経営戦略の本の方がすっと入ってくる。このレベルで物を考えられないといけないんだな。システム企画とはいえ。
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