まとめサイトみたいな投稿をした方がページビューが伸びるらしいので、自身の体験を振り返ってみよう。たぶんそういう検索ワードでたどり着く人が多いのだろうな。というわけで新卒入社2年目25歳から足がけ6年ほどGMSを受けてきたエンジニア社員が、これは受けた方がいいというGMS科目を5つくらい挙げてみよう。
◼️選定の観点
①自身の仕事観にインパクトがある。
②業務への即効性がある。
◼️受講者の想定
自社サービスを扱う会社のエンジニア・プロデューサ。(データサイエンティストとかそういう特殊技能ではない)
年齢層は25~35歳くらい。
これらで判定してみよう。
第1位:クリティカルシンキング
これみたいな研修はたぶん誰もが受けているとは思うものの、ちゃんと6回の授業で考え切るという経験はないのではと思う。GMSやるならまずこれから、という導入科目なので最初に受けるとは思うが、私も25歳で初めて受けた時に結構衝撃を受けた。ちゃんと考えていると思っていたが、考えるってこういうことなのか!という感じ。でも25歳でまだ社会人2年目とかだと、ここでやったことがすぐに現場で使えるかというとそうでもないことが多く、そこらへんはギャップだった。(当時はマクドナルドのケースとかやったものの、ケースの上ではある程度考えられても、実際の現場だと自分がそこまでの立場でなかったりもして、クリティカルシンキングで必要とされるレベル感の思考が不要だったりする)
とはいえ、ここでのやり方がそれ以降の科目にも通じるし、MBAってこういう風にものを考えるんだなーというのは早めに体験した方が良いのかなと思った。
あとは、私自身はこれ以前に経営系の科目をとっていなかったのでフレームワークとかほぼ知らなかったが、他の年長受講者は普通にマーケティングのフレームワークとか使って分析していて、やっぱそうしないと分析できないよねーと思ったのが懐かしい。今考えれば、ビジネスは異種格闘技戦でありルールなどあってないようなもの(倫理は大事だが)なので、結果を出せれば授業で扱ってないものを使おうがOK!ということなんだとなということ。
第2位:マーケティング
これは先生にもよると思うが、エンジニアでもマーケティングの知識は今後絶対必要だな!と痛感した科目。私は振替で佐藤義典先生の授業を取り、こっちが面白くてほぼ全部振替たのだが、この先生がいう「戦略BASICS」の考え方がすごくためになった。実践的なんだよな。マーケティングとは?STRATEGY&TACTICS
なぜエンジニアにもマーケティングが必要かというと、サービスを考えるときの頭の使い方がまさにこれだと思ったから。シリコンバレー流のやり方だと、アジャイルやリーンが曲解されて、とにかく出せ!そこから考えろ!計画なんて無駄だ!みたいになりがちなのだが、そうじゃないだろということで。プロダクトマネジメントとは何か?ということに通じると思った。ここらへん、うまくつなげて説明した本はそこまでないみたいだけど、いくら計画が立てづらい環境だからといって、とにかくやりたいことをやればいい!というのは無駄な失敗をするだけだなということを感じた。
あと佐藤先生の授業で面白かったのは、この時のケースでやったダヴとボルヴィック。特にダヴはプロモーションについてのケースだったのだが、「そのプロモーションはダヴだからこそできるのか?」という問いかけが、結構見落としがちだよなーという風に思った。インナービューティとか、女性の真の美しさとか、そういう誰でも言える、むしろそれをいうのはダヴがふさわしいのか?みたいなプロモーションて意外と世の中に溢れてるけど、実は1年後に振り返ると、プロモーションは覚えていてもそれがダヴだったかは忘れられているのでは?みたいな解説は、たしかになーと。石鹸とかシャンプーみたいな「釜を炊けば誰でも作れる」(元P&Gの森岡さん曰く)ものはプロモーションの差別化が必須だけど、結構外している会社は多いんだろうなと。webサービスは石鹸とはちょっと違うけど、今なんかコミュニケーションツールなりフリマアプリなりレシピ動画なり、ほぼ同じだろというアプリが溢れているけど、下位のサービスが盛り返すにはどういう方法が考えられるだろうか?みたいなのはすごく参考になりそう。
第3位:ファイナンス基礎
これは仕事の即効性はほぼないと思われるが…しかもアカウンティング基礎を受けてないとほぼ理解できないと思うけど、仕事観のインパクトというのはすごくあると思う。私もまだ消化しきれていないけど。なぜかといえばweb、ITの世界では成長のためのM&Aなんかがかなり盛んで、時間をお金で買うみたいなのが当たり前だけど、それはどういう考えの元でやっているのか?というのがわかるということ。
とはいえ、結構企業価値の算出って作為的なんだなという感じもするし、前提の置き方次第なのねという思いもありつつ。ただお金系の知識ってマーケティングや人事系と違って、エンジニアは意識的に勉強しないと絶対入ってこない知識だと思うので、どこかで腰を据えて勉強する必要はあるのではないかと思う。
あと受講したもので言えば、マーケティング・経営戦略基礎とか、定量分析基礎とか、リーダーシップと人材マネジメント基礎とかあるが、個人的にはクリシンとマーケティングを受ければかなりレベルアップできるのではと思う。あとは個人の趣向かなー。
◼️選定の観点
①自身の仕事観にインパクトがある。
②業務への即効性がある。
◼️受講者の想定
自社サービスを扱う会社のエンジニア・プロデューサ。(データサイエンティストとかそういう特殊技能ではない)
年齢層は25~35歳くらい。
これらで判定してみよう。
第1位:クリティカルシンキング
これみたいな研修はたぶん誰もが受けているとは思うものの、ちゃんと6回の授業で考え切るという経験はないのではと思う。GMSやるならまずこれから、という導入科目なので最初に受けるとは思うが、私も25歳で初めて受けた時に結構衝撃を受けた。ちゃんと考えていると思っていたが、考えるってこういうことなのか!という感じ。でも25歳でまだ社会人2年目とかだと、ここでやったことがすぐに現場で使えるかというとそうでもないことが多く、そこらへんはギャップだった。(当時はマクドナルドのケースとかやったものの、ケースの上ではある程度考えられても、実際の現場だと自分がそこまでの立場でなかったりもして、クリティカルシンキングで必要とされるレベル感の思考が不要だったりする)
とはいえ、ここでのやり方がそれ以降の科目にも通じるし、MBAってこういう風にものを考えるんだなーというのは早めに体験した方が良いのかなと思った。
あとは、私自身はこれ以前に経営系の科目をとっていなかったのでフレームワークとかほぼ知らなかったが、他の年長受講者は普通にマーケティングのフレームワークとか使って分析していて、やっぱそうしないと分析できないよねーと思ったのが懐かしい。今考えれば、ビジネスは異種格闘技戦でありルールなどあってないようなもの(倫理は大事だが)なので、結果を出せれば授業で扱ってないものを使おうがOK!ということなんだとなということ。
第2位:マーケティング
これは先生にもよると思うが、エンジニアでもマーケティングの知識は今後絶対必要だな!と痛感した科目。私は振替で佐藤義典先生の授業を取り、こっちが面白くてほぼ全部振替たのだが、この先生がいう「戦略BASICS」の考え方がすごくためになった。実践的なんだよな。マーケティングとは?STRATEGY&TACTICS
なぜエンジニアにもマーケティングが必要かというと、サービスを考えるときの頭の使い方がまさにこれだと思ったから。シリコンバレー流のやり方だと、アジャイルやリーンが曲解されて、とにかく出せ!そこから考えろ!計画なんて無駄だ!みたいになりがちなのだが、そうじゃないだろということで。プロダクトマネジメントとは何か?ということに通じると思った。ここらへん、うまくつなげて説明した本はそこまでないみたいだけど、いくら計画が立てづらい環境だからといって、とにかくやりたいことをやればいい!というのは無駄な失敗をするだけだなということを感じた。
あと佐藤先生の授業で面白かったのは、この時のケースでやったダヴとボルヴィック。特にダヴはプロモーションについてのケースだったのだが、「そのプロモーションはダヴだからこそできるのか?」という問いかけが、結構見落としがちだよなーという風に思った。インナービューティとか、女性の真の美しさとか、そういう誰でも言える、むしろそれをいうのはダヴがふさわしいのか?みたいなプロモーションて意外と世の中に溢れてるけど、実は1年後に振り返ると、プロモーションは覚えていてもそれがダヴだったかは忘れられているのでは?みたいな解説は、たしかになーと。石鹸とかシャンプーみたいな「釜を炊けば誰でも作れる」(元P&Gの森岡さん曰く)ものはプロモーションの差別化が必須だけど、結構外している会社は多いんだろうなと。webサービスは石鹸とはちょっと違うけど、今なんかコミュニケーションツールなりフリマアプリなりレシピ動画なり、ほぼ同じだろというアプリが溢れているけど、下位のサービスが盛り返すにはどういう方法が考えられるだろうか?みたいなのはすごく参考になりそう。
第3位:ファイナンス基礎
これは仕事の即効性はほぼないと思われるが…しかもアカウンティング基礎を受けてないとほぼ理解できないと思うけど、仕事観のインパクトというのはすごくあると思う。私もまだ消化しきれていないけど。なぜかといえばweb、ITの世界では成長のためのM&Aなんかがかなり盛んで、時間をお金で買うみたいなのが当たり前だけど、それはどういう考えの元でやっているのか?というのがわかるということ。
とはいえ、結構企業価値の算出って作為的なんだなという感じもするし、前提の置き方次第なのねという思いもありつつ。ただお金系の知識ってマーケティングや人事系と違って、エンジニアは意識的に勉強しないと絶対入ってこない知識だと思うので、どこかで腰を据えて勉強する必要はあるのではないかと思う。
あと受講したもので言えば、マーケティング・経営戦略基礎とか、定量分析基礎とか、リーダーシップと人材マネジメント基礎とかあるが、個人的にはクリシンとマーケティングを受ければかなりレベルアップできるのではと思う。あとは個人の趣向かなー。
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