読書感想文もブログに投稿してみることにする。最近は電子書籍で買うようにしているが電子版が出ていないものは紙で買わざるを得ず、しかし保存スペースは限られているので読んだら書いて売る、のサイクルを繰り返すようにしよう。本読んでメモをとって保存するのすら面倒なので、ブログに書くような内容があったか、という観点で読めば少しはましかな。。。
いつかの投稿でリーダーシップについて書いた。その関係で、球界におけるリーダーたちはどういうシチュエーションでリーダーになったか?周りの状況は?自分の立ち位置や経験は?というところに興味があっていろいろ買って見ているのだが、この愛甲猛の本もその一環で。といっても彼自体のリーダーシップに興味があるわけではなく、彼の話を通じて昔の球界のことがわかるかな、という狙い。実際はあまりそういう話はなかったが。
で、この『球界のぶっちゃけ話』だが、思ったより激しい内容ではなく、一選手がみたパリーグの裏側という感じ。別に大スキャンダルが出てくるわけでもなく、パリーグ(特にロッテ)と一部中日の話が中心で、あの選手はこんな感じでしたーくらいのレベルで、ぶっちゃけ話というのを期待するとちょっと拍子抜け。まあ前に『球界の野良犬』という本を出しているから、そっちに大半のネタは書いてしまったのかもしれないが。村田兆治や落合博満、星野仙一のエピソードが中心という感じかな。
球界の野良犬の方は読んでないので愛甲猛という選手のことは詳しくないものの、同時期に読んだ『球団と喧嘩してクビになった野球選手』を書いた中野渡進と比べると、あまり人間に癖がないのかな?という感じがした。中野渡の本からは、彼自身の個性というか、どぎついくらいの主張がビンビン伝わってくるのだが、愛甲の本からはあくまで他人のエピソードを淡々を書いているだけ、という感じ。また他人のエピソードにしても、目撃談という感じで、自身が密接に絡んだ話はあまりない。高校時代はとんでもないワルだったということだが、ワルといっても当時の横浜高校の空気にのっていただけで、主義主張やポリシーがあるタイプではないのかしら、と思ったり。まあ、さすがに自身が薬や女など一通り悪いことをやったおかげなのか、その辺への鼻は聞くようで、清原は遊び人、昔から遊んでいたということはあっさりと、しかし言い切っている。この本が出た時点では覚せい剤疑惑も出ていなかったのだが、もしかするとそのあたりも知っていたのかもしれない。
リーダーシップという意味では特に参考になることはないものの、やはり変な人は昔から変ということがよくわかる。落合にしろ村田兆治にしろ星野仙一にしろ、最初から奇人変人で、きっかけはあるにしろ、とくに30歳を過ぎてから激変するなんてことはないんだなというのは痛感した。人は30歳までに性質は決まっているんだなー。
この本には載っていなかったけど、愛甲が長嶋茂雄のエピソードを語っていて笑えたものがあった。たまたまマッサージを受けてたら長嶋茂雄が後からきて、「すごい!長嶋茂雄だ!」と思ったらうつ伏せになった瞬間豪快なオナラを放ち、それに感動したとかいう話。なんか誰かも長嶋茂雄のオナラの話してたんで、どこでもやってるんだなーということですごく印象に残っている。
いつかの投稿でリーダーシップについて書いた。その関係で、球界におけるリーダーたちはどういうシチュエーションでリーダーになったか?周りの状況は?自分の立ち位置や経験は?というところに興味があっていろいろ買って見ているのだが、この愛甲猛の本もその一環で。といっても彼自体のリーダーシップに興味があるわけではなく、彼の話を通じて昔の球界のことがわかるかな、という狙い。実際はあまりそういう話はなかったが。
で、この『球界のぶっちゃけ話』だが、思ったより激しい内容ではなく、一選手がみたパリーグの裏側という感じ。別に大スキャンダルが出てくるわけでもなく、パリーグ(特にロッテ)と一部中日の話が中心で、あの選手はこんな感じでしたーくらいのレベルで、ぶっちゃけ話というのを期待するとちょっと拍子抜け。まあ前に『球界の野良犬』という本を出しているから、そっちに大半のネタは書いてしまったのかもしれないが。村田兆治や落合博満、星野仙一のエピソードが中心という感じかな。
球界の野良犬の方は読んでないので愛甲猛という選手のことは詳しくないものの、同時期に読んだ『球団と喧嘩してクビになった野球選手』を書いた中野渡進と比べると、あまり人間に癖がないのかな?という感じがした。中野渡の本からは、彼自身の個性というか、どぎついくらいの主張がビンビン伝わってくるのだが、愛甲の本からはあくまで他人のエピソードを淡々を書いているだけ、という感じ。また他人のエピソードにしても、目撃談という感じで、自身が密接に絡んだ話はあまりない。高校時代はとんでもないワルだったということだが、ワルといっても当時の横浜高校の空気にのっていただけで、主義主張やポリシーがあるタイプではないのかしら、と思ったり。まあ、さすがに自身が薬や女など一通り悪いことをやったおかげなのか、その辺への鼻は聞くようで、清原は遊び人、昔から遊んでいたということはあっさりと、しかし言い切っている。この本が出た時点では覚せい剤疑惑も出ていなかったのだが、もしかするとそのあたりも知っていたのかもしれない。
リーダーシップという意味では特に参考になることはないものの、やはり変な人は昔から変ということがよくわかる。落合にしろ村田兆治にしろ星野仙一にしろ、最初から奇人変人で、きっかけはあるにしろ、とくに30歳を過ぎてから激変するなんてことはないんだなというのは痛感した。人は30歳までに性質は決まっているんだなー。
この本には載っていなかったけど、愛甲が長嶋茂雄のエピソードを語っていて笑えたものがあった。たまたまマッサージを受けてたら長嶋茂雄が後からきて、「すごい!長嶋茂雄だ!」と思ったらうつ伏せになった瞬間豪快なオナラを放ち、それに感動したとかいう話。なんか誰かも長嶋茂雄のオナラの話してたんで、どこでもやってるんだなーということですごく印象に残っている。
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