企画、プランナーという人たちの仕事術というのは、ほとんど言語化されていないなーと思う。こないだ読んだ根本陸夫なんかもプランナー、プロデューサーみたいなものだと思うが、教訓めいた話は書いてあるものの、何をどういう順番で考え、準備すればいいのか?みたいなマニュアルチックな話はやはり出てこない。「相手の立場にたって考える」みたいなことはどこでも書いてあるけど、それがどういうことなのか、具体的にどうすればいいのかってのが全然わからん。いや、ちょっとずつわかっているような気もするが。
自分に上司がいるなら、その上司が何をもとに意思決定するのか理解せよということだとは思う。課長、部長、社長。彼らの意思決定の基準。何が満たされればGoなのか。
もしこの意思決定が全会一致だったり、ブラックボックスだと話はややこしくなる。オーナー社長だったらその社長さえ理解しておけばいいんだろうが、複数人の思惑が絡むとわけがわからない。アメリカの意思決定本も基本は少数の交渉ばっかりだし、日本においては利害調整(ようするにアメを配る)をする元老がいればできるんだろうなって感じだし、これという決定版はないような気がする。しいていえば、かかわる人を減らしておけ、あらかじめ基準は確認しておけ(それをするには定めておかないといけないが)ってことになるか。
でも今苦しんでいる人の助けにはならんなー。思い切って、「何が満たされれば意思決定できますか?」て最初に確認するしかないのかね。それがゴールイメージの確認ってことかな?今の所、それが一番近そうな気がする。
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