意図せず②を書くことにした。弊社は4-9月、10-3月の前後半制になっていて、2018年の前半が終わるということで上司と面談を行なった。面談というか、1on1は毎週行なっていてこの前半期を振り返っての会話はずっとしていたのだが、この半年は私のリーダーシッップ、オーナーシップ、仕事の進め方みたいなところの課題が浮き彫りになった感じだ。私自身の性格的な弱点や癖みたいなのも明らかになった。こういう逆境ではじめてあぶり出されたとも言えるので、まあ感謝っちゃあ感謝なのかもしれない。今後的な意味で。
この半年で私の課題だったのが「相談が苦手」と「言い返せない」ということ。どっちも入社してからの課題ではあったのだが、「相談が苦手」については、コンサル系の本を読んだりして、解決の道筋が見えてきた。あとは外資系投資銀行の人のブログとか読んで。ようするに、仕事の道筋・ゴールイメージと方針の認識合わせを最初にしろと。体育会の悪い癖で「○○しろ」「はい」でつい終わらせてしまう。で進めてみてよくわからんから、「○○ってこういうことですか?」と聞いて燃える。本当にこんなことを(意識しないと)ついやってしまう。でもこれ、きっと習慣化させないと誰もがやってしまうことなんだと思う。なので習慣化させましょうということだし、改善はできてきた。進歩もみられているということなので、もう少し。
「言い返せない」について。これはタイトルのリーダーシップにも関わってくるのだが、ここ2ヶ月くらい、部署内のConfluenceを再編するということをやっていて、いよいよ着手だというところでこれまで巻き込んでいなかった人たちも入ってもらうことになった。最初からいれておけよというのもまあ落ち度ではあるものの、そこはやっちまったので仕方ない。でそういう状況で私の方針を説明しこれでいけそうか聞いたところ「全然ダメじゃないですか?」と一言。どこらへんがダメそうか聞いても「全部」とのこと。そして言い方もめっちゃきつい。同席していた上長もみかねて「言い方がきつすぎる」と言ったものの、ここで私の心は折れたw(しかも同時に上長から「ビビりすぎ。ちゃんとやったこととやってないことは分けて説明しろ」と言われた。動揺しすぎてた。)
いやー、なんかあそこまで全否定されたことってこれまでなかったので(幸せだったな)、「この人どうすればいいんだろう?」「なんでそういうこというんだろう?」でパニックになったというのもある。と同時に、その人は部署経験も長く自部署サービスの知識もあるので「ここで議論しても面倒なことになりそうだからいったんこの人の考えるいいものを全部もってきてもらおうか」と思ったのも事実。で、最終的には何がダメなのかのコメントをもうすこし引き出し、次週に「私の考えるあるべき姿」を出してもらったのだが… 結果的にそれが「Aさん(全然ダメって言った人)のアイディアをそのままパクっただけじゃん。お前のオーナーシップとか何もないじゃん。」と言われてしまう。
「いやそうおっしゃいますけど、正直あの場面でどうやったら切り返せたのか全然わからないんですけど。」と1on1で言ってしまった(実際はもう少し相談に聞こえるように言ってます)。たしかに自分の方針はぬるかったのかもしれないが、上長とMTGしてOKも出ていたものだったわけで、それを持って言って全否定された場所に上長もいたわけなんですよね。で、それを言ったら「うんトップページだけはOKといった」っていうんですけど、ええーそんなこと一言も言ってないやん!と思ってしまった。構成まで含めて相談してOK、これで持って行こうかって言ったやん。でAさんが吠えたときに「言い方きつい」とは言ったものの、その指摘内容については特に何も言わず、水掛け論になりそうだからアイディア持ってきてもらったらごっつぁんゴールみたいにいうのって、ちょっと違うのでは…と思った。そこ部下を守らんのかい!て感じで。
まあ本人内向きの仕事は興味ないって言ってたからな…この人はこういう人なんだから仕方ない。俺がもし上司になることがあれば部下を守れる人になろうと思うしかないのだが…
しかしこういう場面ってきついですね、という。一応上司とも合意した案を持ってってそれを否定されるような場所で、リーダーとして振る舞えるかどうか。もちろん今後はこの免疫があるのでビビりすぎることは減るだろうが、招かれざる客というか、お手並み拝見、非協力的なところでリーダーシップを発揮するって、コツというか王道はあるんだろうかね。
LEOC時代の新浪さん(現サントリー)とかそういう逆風をはねのけたみたいだけど、一応社長っていう立場だしなー。逆風が吹いている社長の話読むとまあいろいろ参考にはなるものの、立場という強力な旗があるのよね。そういうの付いてない中で、リーダーシップのみで切り込んでいく場合、どういうやり方があるんだろう?一応今回だったら私がチーム唯一の社員で、他は業務委託とか非社員というケースではあるけども。でもこれで私が社長だったからといって「社長でござい」でいうこと聞かせようとしてもうまくいく感じはしない。今の関係でも「社員さんのいうことだから」「社員さんが決めることだから」みたいな感じで、嫌な感じでいうだけ言って逃げられるみたいなこともあるわけだが、ここで切り返せるようにならないといつまでもこの辛い状況で物事を動かせる気がしない。
正直全否定してくる人とか性格的にちょっと苦手な人とどう付き合うかって、実際にやってみないことにはわからないから今の段階で経験できたのはまあよかった。コンサルとか外銀なんかだとこういう経験ばっかなのかねー(上司は人格破綻者も多いというし)。実際討ち死にする人もいるということだから、そういう経験して学ぶしかないのかな。残念だけど。転職してよかった点としてみるしかない。
でもそうすると、こういう逆境でリーダーになるためには、早めにそういう場所で奮闘する経験を積むべきという身もふたもない結論になりそうw ちきりんとかそういう系の人は実際そういうこと言ってるし、一部事実ではあるんだろう。リーダーは実務とか現場でしか作れないというのは、奮闘してみないことにはできるようにならんということだ。華々しい成果を出せるばかりではないと思うが、人間関係にも仕事にも慣れた場所だと今回みたいな学びになるような出来事は起きないってことなんだろうかね。
でも世の中には最初からできる人もいるんだよな。新浪さんなんかそうだし。本田圭佑とかもそうなんだろう。とはいえいつかみたドキュメンタリーだと、本田もオランダにいったばっかりのときはパスも来ず、自分のプレーができず苦しんだ。パスに逃げたこともあったけどそれでは評価されず、評価されるにはゴールしかないと腹くくってからは点を取りに行き、それからリーダーになっていったと。本田ですら、いきなりリーダーになれたわけじゃない。最初は奮闘の時期があったというのはまあ慰めにはなるのかな。欲をいえば、こういう奮闘はもっと早めにやっておけということなのかなー。
この半年で私の課題だったのが「相談が苦手」と「言い返せない」ということ。どっちも入社してからの課題ではあったのだが、「相談が苦手」については、コンサル系の本を読んだりして、解決の道筋が見えてきた。あとは外資系投資銀行の人のブログとか読んで。ようするに、仕事の道筋・ゴールイメージと方針の認識合わせを最初にしろと。体育会の悪い癖で「○○しろ」「はい」でつい終わらせてしまう。で進めてみてよくわからんから、「○○ってこういうことですか?」と聞いて燃える。本当にこんなことを(意識しないと)ついやってしまう。でもこれ、きっと習慣化させないと誰もがやってしまうことなんだと思う。なので習慣化させましょうということだし、改善はできてきた。進歩もみられているということなので、もう少し。
「言い返せない」について。これはタイトルのリーダーシップにも関わってくるのだが、ここ2ヶ月くらい、部署内のConfluenceを再編するということをやっていて、いよいよ着手だというところでこれまで巻き込んでいなかった人たちも入ってもらうことになった。最初からいれておけよというのもまあ落ち度ではあるものの、そこはやっちまったので仕方ない。でそういう状況で私の方針を説明しこれでいけそうか聞いたところ「全然ダメじゃないですか?」と一言。どこらへんがダメそうか聞いても「全部」とのこと。そして言い方もめっちゃきつい。同席していた上長もみかねて「言い方がきつすぎる」と言ったものの、ここで私の心は折れたw(しかも同時に上長から「ビビりすぎ。ちゃんとやったこととやってないことは分けて説明しろ」と言われた。動揺しすぎてた。)
いやー、なんかあそこまで全否定されたことってこれまでなかったので(幸せだったな)、「この人どうすればいいんだろう?」「なんでそういうこというんだろう?」でパニックになったというのもある。と同時に、その人は部署経験も長く自部署サービスの知識もあるので「ここで議論しても面倒なことになりそうだからいったんこの人の考えるいいものを全部もってきてもらおうか」と思ったのも事実。で、最終的には何がダメなのかのコメントをもうすこし引き出し、次週に「私の考えるあるべき姿」を出してもらったのだが… 結果的にそれが「Aさん(全然ダメって言った人)のアイディアをそのままパクっただけじゃん。お前のオーナーシップとか何もないじゃん。」と言われてしまう。
「いやそうおっしゃいますけど、正直あの場面でどうやったら切り返せたのか全然わからないんですけど。」と1on1で言ってしまった(実際はもう少し相談に聞こえるように言ってます)。たしかに自分の方針はぬるかったのかもしれないが、上長とMTGしてOKも出ていたものだったわけで、それを持って言って全否定された場所に上長もいたわけなんですよね。で、それを言ったら「うんトップページだけはOKといった」っていうんですけど、ええーそんなこと一言も言ってないやん!と思ってしまった。構成まで含めて相談してOK、これで持って行こうかって言ったやん。でAさんが吠えたときに「言い方きつい」とは言ったものの、その指摘内容については特に何も言わず、水掛け論になりそうだからアイディア持ってきてもらったらごっつぁんゴールみたいにいうのって、ちょっと違うのでは…と思った。そこ部下を守らんのかい!て感じで。
まあ本人内向きの仕事は興味ないって言ってたからな…この人はこういう人なんだから仕方ない。俺がもし上司になることがあれば部下を守れる人になろうと思うしかないのだが…
しかしこういう場面ってきついですね、という。一応上司とも合意した案を持ってってそれを否定されるような場所で、リーダーとして振る舞えるかどうか。もちろん今後はこの免疫があるのでビビりすぎることは減るだろうが、招かれざる客というか、お手並み拝見、非協力的なところでリーダーシップを発揮するって、コツというか王道はあるんだろうかね。
LEOC時代の新浪さん(現サントリー)とかそういう逆風をはねのけたみたいだけど、一応社長っていう立場だしなー。逆風が吹いている社長の話読むとまあいろいろ参考にはなるものの、立場という強力な旗があるのよね。そういうの付いてない中で、リーダーシップのみで切り込んでいく場合、どういうやり方があるんだろう?一応今回だったら私がチーム唯一の社員で、他は業務委託とか非社員というケースではあるけども。でもこれで私が社長だったからといって「社長でござい」でいうこと聞かせようとしてもうまくいく感じはしない。今の関係でも「社員さんのいうことだから」「社員さんが決めることだから」みたいな感じで、嫌な感じでいうだけ言って逃げられるみたいなこともあるわけだが、ここで切り返せるようにならないといつまでもこの辛い状況で物事を動かせる気がしない。
正直全否定してくる人とか性格的にちょっと苦手な人とどう付き合うかって、実際にやってみないことにはわからないから今の段階で経験できたのはまあよかった。コンサルとか外銀なんかだとこういう経験ばっかなのかねー(上司は人格破綻者も多いというし)。実際討ち死にする人もいるということだから、そういう経験して学ぶしかないのかな。残念だけど。転職してよかった点としてみるしかない。
でもそうすると、こういう逆境でリーダーになるためには、早めにそういう場所で奮闘する経験を積むべきという身もふたもない結論になりそうw ちきりんとかそういう系の人は実際そういうこと言ってるし、一部事実ではあるんだろう。リーダーは実務とか現場でしか作れないというのは、奮闘してみないことにはできるようにならんということだ。華々しい成果を出せるばかりではないと思うが、人間関係にも仕事にも慣れた場所だと今回みたいな学びになるような出来事は起きないってことなんだろうかね。
でも世の中には最初からできる人もいるんだよな。新浪さんなんかそうだし。本田圭佑とかもそうなんだろう。とはいえいつかみたドキュメンタリーだと、本田もオランダにいったばっかりのときはパスも来ず、自分のプレーができず苦しんだ。パスに逃げたこともあったけどそれでは評価されず、評価されるにはゴールしかないと腹くくってからは点を取りに行き、それからリーダーになっていったと。本田ですら、いきなりリーダーになれたわけじゃない。最初は奮闘の時期があったというのはまあ慰めにはなるのかな。欲をいえば、こういう奮闘はもっと早めにやっておけということなのかなー。
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