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MBAよりも何よりも喧嘩の作法が知りたい。 Do you know how to win against colleagues?

どうにもこうにもやりづらい人(2人)と一緒にプロジェクトを進めないといけなくなった。現職の人に典型的なのだが、指示・要望があいまい、情報格差で仕事をする、オープンコミュニケーションをしたがらない、というところで非常にやりづらい。ときどき猛烈な主観意見をぶちこんできて、情報格差があるので良し悪しを判断できず行き詰まるというのを繰り返してきた。「俺がレビューする」とか言われちゃうとそこでスタックするよね。案をつくってもらうと異常に細かい物が出てきて、これなんでやるんだっけ?ここまで必要なの…?という疑問も出てきて疲弊する。議論してみても向こうの情報格差により跳ね返される。

こういうとき現職の人は、勉強して知識をつけ、圧倒的な当事者意識をもってぶつかることで突破するというのが王道のようだ。熱量と自分ごと化。まあそれはわかる。ただそれが普遍的な解なのかが疑問。ここの場合の必勝パターンであることは間違いない。ただ、そもそもゴネるなよという点は、、、まあ、そんなものだ。日本企業で宮仕えをしているならどこでもある、ということなんかね。(この会社は異常に性格悪い奴が多いとは聞くが)

だとすると、突破の方法をちゃんと考えないといけない。なんでこの人はこんなこと言うのか。言ってることは妥当なのかどうか。どうやってものごとをいい方向に持っていけばいいか。喧嘩の作法を習得する必要がある。

昨日はちょっといい喧嘩(というか突破)ができた。Aさんレビューで止まっていたアウトプットについてどさくさまぎれに公開することができた。そのアウトプット関連で問い合わせが来ていて、ちょうど失策っぽいことが起きていた。なので、「このタイミングで公開してしまいましょうよ。フルリニューアルは控えているけどその間の繋ぎでもいいから、このこんがらがった状況をやめましょう」とBさんを説得し、5分後には公開できた。Aさんがいなかったからできたというのはあるけど。虚をついて一気にやってしまうというのが(毎回はできないだろうけど)進めるにはいい方法なんではないかと思った。

やれレビューだの議論だのして、結局動かないんだもんなー。「既成事実をつくって世の中を変える」てのは本当に正しいなと思う。正式な公開はしていないけどすでに多くの人に見せていて利用させていたものだった。もういいんじゃない?フルリニューアル版と形は違うけどいいでしょ?という、ある意味での当事者意識と熱量を持って押し切れた。

自分が議論嫌いだとは思わないけど、どうでもいいことにこだわって泥沼にはまっているような状態は好きではない。99%から100%の完成度を求めるようなこともそんなに好きではない。そもそも100%なんて無理な場合、それは徒労にしかならないしね。

喧嘩の作法かー。星野仙一の本でも買ってみるかな。本当のこと全然描いてなさそうだけどw

Actually, MBA doesn't teach us how to fight colleagues. We don't need common belief, we need specific know-how to proceed with the work!  Do you know how? 

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